カテゴリ: ダイバーシティ

ダイバーシティ経営を推進するには、CEOが経営戦略として長期的に取り組むこと、人事制度などがダイバーシティ経営を推進するための十分な制度を整えること、そして、組織で働く人が自分自身の内側のダイバーシティを深めて行くこと、の3つが揃うことが必要です。

私は、前者の2つの点は、経営者のアドバイザー、コンサル、コーチとしてご指導し、人事部とは制度改革や研修について一緒に取り組み、個人に向けてはセミナーやカンファレンスで、支援しています。

毎年1000名で10時間、という国際女性ビジネス会議を30年以上開催してきましたが、今年は、その精神を引き継いで、3時間、100名程度で、開催します。

「ダイバーシティ人財」を育てるには、まず、聞いたり考えたりする学ぶテーマを広げることや、自分のレベルと違う高いレベルの話を聞くことや、自分と違う横幅というのでしょうか、通常考えないようなテーマの話を聞くことなどを、繰り返し、繰り返し、自分に機会を与えることが大切です。

ジムに毎週通って、筋トレをしたり、ストレッチをするように、私たちの思考や感情も、頻繁にストレッチ運動をして、多様な考え方を聞き取り活用できるカラダに、自分を育てることが大切なのです。

まず、自分から! 

7月21日(火)は、近々英国に戻られる駐日英国大使をお招きして、駐在中に考えたことなどを「日本語で!」お話を伺いながら、日本に20名以上いらっしゃる女性大使から他にお二人ご登壇いただきトークショー(英語)をします。進行はNHKワールドニュースのキャスターをしていた、国際女性ビジネス会議でも毎回ご登壇いただいていた高雄美紀さん。

2つ目のトークショーは、経営戦略としてのダイバーシティ経営。八木洋介さんの、八木節で、ガンガンと、ダイバーシティの重要性をお話しいただきますが、それに加えて、企業はどうしたら次のステップに行かれるのか、進まない原因は何か、を考えていきたいと思っています。もう一人は、政策研究大学院大学 副学長の黒澤 昌子さん。数理経済学と計量経済学学士で労働経済学がご専門。ここ何年か、ダイバーシティインデックスのデータ分析や議論で、ご一緒しています。学問的に考える組織の課題や、過去のダイバーシティインデックスのデータから見えた課題なども、お話いただこうかな、と思っています。

3つ目のトークショーは、メディアのダイバーシティ。私が、BBC5050プログラムを紹介したり、ハリウッドでのジェンダーバイアスの問題点を取り上げてカンファレンステーマに掲げたのは15年以上前でしょうか。今回は、その視点に加えて、SNSとマスメディアなど含めたメディアリテラシーが大きな課題だろうと考えています。このトークショーは、ジャーナリストの浜田敬子さんと、スローニュース社の瀬尾傑さんと日本ファクトチェックセンター編集長の古田 大輔さん。私がファシリテータというか、たくさん質問を投げかけて、進めようと思います。

ご存知の方がいらっしゃるかどうか? 私は、以前、テレビ朝日「ニュースステーション」のレポーター、CBSドキュメントのアンカーなどをしておりました。その後は、フジテレビ「とくダネ!」やTBS「ブロードキャスター」などのコメンテータも。そんな経験から、いろいろお伺いしたいと思っています。

つまり、大使の皆様には外交の視点から私たちのダイバーシティ視点を広げていただき、2つ目のトークショーでは、ダイバーシティ経営のリアルステップを学び、最後は、メディアや情報から多様性を考えるという3時間です。もちろん参加者同士のネットワーキングも!

ダイバーシティ人財を育てる3時間。是非、ご参加ください。
以下をクリックしてお申し込みくださいね! 待ってまーす。

2026-06-11 21.59の画像

「ダイバーシティ経営」つまり、どんな利点があるのか、ということを、国内外の研究データをもとに、毎月オンラインで講演(講座)をしています。

やはり、ダイバーシティ経営とは、女性を救うものではなく、組織や社会を良くするためのものであるという事実に、多くの人が触れて、腹落ちして欲しいと思います。私が教えているテーマは30以上あります。さまざまなテーマで、この視点では、どんなデータがあるのか。このテーマで見た場合に、組織全体にどんな利点があるのか、ということを論文や研究結果の数値などを使って、まず理解していただけるようにお伝えしています。その切り口であるテーマは、例えば・・・

実力評価の注意点
LGBTQ
男女賃金格差から見える現実
障がい者雇用の意味と価値
エクイティの基礎
ニューロダイバーシティ
Ethinicity
女性活躍とイノベーション
年齢バイアス
インクルーシブな会話スキル
クオータ制の意義
その他、たくさん。

どれも、このテーマの意味が何か、ではなくて、このテーマが企業成長や企業利益にどう関係しているのかというデータから講座をしています。

全て、エビデンスをもとに、解説しています。研究データや、論文を使って、一つの事実や事例に基づいて、そこから何を学ぶか、考えるかということです。

積み上げていく知識があれば、自分改革も、組織改革もできるし、自社の組織の中で、あるいは日常生活の中での現象に気づき、改革手立てが立てられるからです。

ダイバーシティインデックスでは、このような「ナレッジ」があるにとが「意識や行動スコアが高い」という相関関係が1万人以上のデータから証明できました。

やはりまず、ダイバーシティ経営は何の役に立つのか、というナレッジに触れることが大切だと思います。

ダイバーシティ推進、として企業はたくさんの試みをしていますが、一方で、カルチャーが変わらない。成果が目に見えない。続ける理由を証明しなくてはならない・・・などということも耳にします。

「ダイバーシティ経営」は、経営戦略です。
多様な視点や意見を活かして、企業を成長に導くことをしなければ、会社は成長しないのです。
ですから、

1:役員、社員がエビデンスから学び成果を想像できるようにする
2:学習を継続して、知識と体験の接触点を増やす
3:毎年計測して、自身、自社の成長を過去の自分、または他社等と比較する
4:具体的な目標(ものさし)を決めて、アクションを継続する
5:成果を可視化して社内外に伝える
ということを進める必要があります。

ダイバーシティインデックスは、これら上記を提供しています。「学び」と「アセスメント」、そして「解決策」を提供するプログラムです。

例えば、多様な国籍の人がいるチームはどのような成果を出すのか、女性管理職がいると成果は出るのか、実力評価と言っているけれど本当はどうなのか、など、国内外の論文、研究結果、法律などを学びながら、基礎知識を学びます。

あなたの組織でも参加しませんか。企業でも、団体でも、行政でも、学校でも、30名以上の組織は参加いただけます。
詳細は、サイトを見て、お問合せください。一斉アセスメントが9月です。

2026-06-08 16.22の画像







OECDとは、経済協力開発機構、Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略で、本部はフランスのパリにあります。

私が初めて、OECDと関わったのは1996年?でしたでしょうか。日本政府から4名が選ばれて、パリの本部でスピーチをしたのが始めでした。

テーマは、女性起業家。
OECDが女性起業家をテーマにしたのはこの時が初めてで、世界各国から、スピーカーが集まり議論しました。データを持っていたのはアメリカだけ。そのほかの国は、まだデータも少なく、「とにかくデータ収集が大切」と話したのを覚えています。

その後も何度かお招きいただき、パリでお話をさせていただきました。当時のグリア事務総長が来日される度に、日本でもお会いしてきました。パリOECD日本代表、吉川大使にも多くの機会をいただきました。こんな記事を今、見つけました!

>>2012年のグリア事務総長との会食の記事
>>2014年のシンポジウムの記事
>>2016年のシンポジウムの記事

その過程で、親しくなったOECD社会政策課長のモニカ・カイザーさんが、今回久しぶりに来日!厚労省を通じて連絡をいただき、旧友に会うように楽しい時間を過ごしました!

女性活躍のこと、労働問題のこと、年代ダイバーシティのこと、彼女の出身のドイツのこと、政策と情報の関係、ダイバーシティインデックスのこと、その他色々。気づくと3時間近く!
これからはもっと頻繁に会おうね、またパリに来て話をしてね、と。

彼女には、一度、国際女性ビジネス会議でも話をしていただいたこともありました。

私が仕事を始めて40年近く!になりますが、以前お会いした方々からも含め、たくさんの方がご連絡くださり、新しいこと一緒にしよう、なんて話になります。最近多いです。

OECDと日本の関係はもっと深めて、多くの研究を重ねていくことは大切です。そして世界には、社会には、まだまだ仕事がありますね。
IMG_4810


私の専門の「ダイバーシティ経営」は、単に組織に女性や障がいのある人を増やすということではなく、「成果を生み出す」ための、現状の可視化や、具体的な訓練・制度を提供していますが、何より大切で時間をかけて積み上げていくのが、一人ひとり個人のダイバーシティ経営で成果を作るための、知識と意識、スキルの向上です。

その一つが、思考訓練。

思考訓練というのは、脳の柔軟体操、ストレッチのようなものなので、一つのテーマを多面的に検証したりするという自主トレ、です。

例えば、私が指導しているワークショップで使うのは、ディベートの訓練。

ディベートとは、2つのチームに分かれて、Aという意見とBという意見で議論をするのですが、ゲームとしては、どちらの意見主張が納得性があったか、などを審判が決める、という形で行います。
これを「ダイバーシティ思考を育てる」ために私が行うのは、第1ラウンドで勝者チームが決まった後、主張を交換して、Aを主張したチームがBを、Bを主張したチームがAを、という形で、第2ラウンドのディベートをするのです。

ここで、脳のストレッチができます。

10分前までAを論理的に主張してきた自分が、Bを論理的に主張する立場になることで改めてBの気持ちや論理を考えることで、1つの事案やテーマを別の立場に立って考えて議論するという体験をするのです。

企業での戦略会議も、人事評価会議も、賞罰会議も、営業会議も、政治教育も、平和教育も、いろいろなシーンで、このディベート研修を使って欲しいです。私は、さまざまな、私の名付けですが「リバーストレーニング」を行ってきており、これがダイバーシティ人財を育成する、思考の柔軟性を養う一つの方法だと思っています。

私が設立した日本初の働く女性たちの異業種勉強ネットワークで、35年ほど前!このトレーニングを提供していたら、参加者の女性から「佐々木さんは、意見をコロコロ変える人財を育てようとしているのですか! 10分前と違う立場で主張するような、そんな勉強をするなら、私は退会します」と言って退会された方がいました。

いえいえ、これは、そういうことではなく、Aの立場とBの立場に身を置いて考えてみるという、自分の内側の多様性を広げる、脳のストレッチ運動なんです。

ぜひ、皆さんも、一人でもできるので、何かの課題やテーマがあったら、賛成と反対と両方の立場で考えてみるなど、脳がずっと柔らかくいられるように、訓練続けてくださいね。





女性活躍が、ダイバーシティ推進となり、企業によってはDEI推進、あるいは、サステナビリティ、時に、人権、となり、それらを専門として研究している方以外にとっては、どれも同じように見えるようになっているかと思います。

私が専門とする「ダイバーシティ経営」の考え方は、経営戦略です。例えば、どのようにリスクを回避するか、どのように多様な人たちを受け入れるか、ということに留まらず、どうしたら、経営上のプラスに結びつくか、ということをお教えしています。

少々雑な表現になりますが、女性活躍というと、不利な立場にいた女性を「それでは可哀想だから」、男性と同じような立場にするようにしよう。それがリスペクトでもあり、平等であり、人権の意味でも重要であるという流れで進んできたことになります。

リスペクト、平等、人権は、とてつもなく重要であり、これを無くしては、組織も社会も成り立たない。基本中の基本原則。しっかり進めなくてはなりません。そのために女性が活躍する場を作ることは重要です。

しかしマイナスをなくすために頑張ろう!という目標点がゼロでは、「コスト」に見えたり、面倒なこと、と思う人が出てきそうです。他人事として見える可能性もあります。

私が講演やコンサルでお伝えしている「ダイバーシティ経営」は、プラスに導く経営戦略としての考え方です。「ダイバーシティ」「エクイティ」「インクルージョン」の3つを、どのように整えるか。ダイバーシティインデックスを取り入れている企業は具体的に、どの部署にどんな課題があるかも可視化できます。そして、それらが出来たのちにある「ガバナンス&イノベーション」という果実とは何か。現状の組織の何を加えると、何を変革させると、果実に手が届くのか、果実が可視化できるのか、ということもお伝えします。

時に、女性活躍やダイバーシティ推進は、女性のことだと思われますが、ダイバーシティ経営は、違います。男性やLGBTQ、外国籍の方々も含め、多様な人がいる組織が、どのように経営戦略上、その多様性を活かすのかを知り、進めていくものです。


「そういう時代だから、推進しよう」ではなく、「我が社を成長させるための戦略として取り組もう」という思考のシフトをしていただき、ぜひ、多くの企業が、ダイバーシティ経営を進めてほしいと思います。

ここをクリックしてみてください! ↓

2026-05-18 12.23の画像











先日、米国からコーポレートガバナンスのアドバイザリー企業である APCOの北米社長と、コーポレートアドバイザリー部門のグローバルチェアをお招きしてTHE BOARDでのセミナーを開催しました。

THE BOARDとは、女性の社外取締役を中心にした、経営塾&ネットワークで、ファイナンス、ガバナンス、委員会についてなど専門家からの講義を受けたり、海外のスピーカーにお話いただいたり、など国際的な繋がりも活かして、学びを深めています。

今回は、米国での株主対話について、地政学やAIによる影響と取締役の役割、 そして、取締役の本質的な役割についてなど、具体事例を用いてお話しいただき 大変深い学びがありました。通訳なしの英語のみで開催でしたが、 質疑応答も活発で、「大変示唆に富んだ内容で、多くのことを考えさせられました」「本音を聞けるイベント、大変良かったです」と参加者も大満足。もちろん私も学びが多く、あと何時間でも聞いていたいと思いました。

これからも THE BOARDは、コーポレートガバナンス、そしてボードガバナンスを高めるために 学びを進めていきます。ご興味ある方、ご参加ください。講座によっては、単発での参加も可能です!

>>THE BOARDはこちらです

記念撮影 (1)Pamela氏 (1)Kelly氏 (1)IMG_4398 (1)

ダイバーシティ経営、って何? 女性活躍と何が違うの? どんな役に立つの?

という人たちに、丁寧に、その重要性や成果、意味や価値を、腹落ちするデータをご紹介していく仕事をしています。もちろん、本気の企業には、カルチャー変革をさせていく伴走も。

「アンコンシャスバイアス研修は実施しています」
「人権は学習しています」
「女性活躍は、頑張って目標に向けて具体的に動いています」
が増えてきていることは、とっても素晴らしいことだと思って見ています。
でも、組織カルチャーが変わり、事業戦略が変わり、成果が出ている企業はまだ少ないのでは?

それは今までの活動が、「ダイバーシティ経営」に統括されていないからではないでしょうか。

WEFが発表しているジェンダーギャップ指数が、2025年も日本は148カ国中118位であることも、日本に変化が起きていないことがわかる数字ですね。男女格差がダイバーシティ経営と100%イコールではないけれど、日本が取り組んでいる以上に、海外は男女格差を縮めようとしているのです。

なぜ世界は取り組んでいるのか?
それは、人権やリスペクトにとどまらず、経済効果もあるからなのです。

私は、30年間くらい国内外のダイバーシティ経営について研究し、講演やコンサルテーションなどをしてきているいるのですが、その時は感動して納得しても、その後、組織カルチャーが変わらない、という課題をよく聞きました。

そこで、作りました。私が、専門家チームの皆さんと一緒に「ダイバーシティインデックス」を作り始めて10年以上。
今年の9月には第8回目が実施されます。また、詳しくは後日書きますが、ダイバーシティ経営に本気で取り組むと、どんな経済メリットがあり、どれだけ危機を予防でき、健全な成長をしていくことができるのか、というエビデンスを学びながら、自分の行動も見ていくというプログラムです。

今、毎日、その第8回目の準備をしているところで、私は、楽しくて仕方ないです。

人事制度を作ることや、女性の人数を増やすところで止まらず、社長、役員、管理職、従業員全員が、「ダイバーシティ経営」がもたらす利点を学ぶと、企業が成長する。多くの法人がAha体験して、活用してほしいと思います!

今日は、ご近所にアーティチョークをプレゼント!したり、室内の花瓶の花々を差し替えたり、レモンバームとミントを摘んでハーブティーを楽しんだりしながら、「ダイバーシティ経営」がここまで経営戦略としての根本なのか、ということを示すエビデンス論文をたくさん読んで、研究していました。

あー。やりたいこと、伝えたいことがいっぱいで、ワクワクします。
ダイバーシティインデックス、ご参加ください!
ここをクリック↓

2026-05-06 20.08の画像







↑このページのトップヘ