ノーベル化学賞の白川英樹さんの訃報に触れ、とても残念に思っています。
ソニー教育財団で、ご一緒していました。

白川さんは、ソニー教育財団にて長年「科学の泉−子ども夢教室」塾長を務められていました。小学5年生〜中学2年生が、自然の中で科学を探究する、ということで、白川先生と一緒に子どもたちが時間を過ごす、という贅沢なプログラムでした。その子どもたちの豊かな体験は、彼女、彼らの今に大きな記憶として残っていることと思いますし、今の思考や選択に、大きな影響を与えていることと思います。

私はソニー教育財団の、理事、評議員として、白川先生とご一緒する時間がとても楽しみでした。「さ」と「し」なので、お隣になることも多く、また、個別にメールのやり取りをさせていただいたこともあり、先生の穏やかな語り口と、子どもたちに科学の体験を増やしていくことへの情熱、敬意が、凛としたエネルギーで、大好きでした。

社会的には、ノーベル化学賞の学者として知られている方ですが、私にとっては、心から尊敬する、穏やかな教育者でもありました。
心からお悔やみを申し上げるとともに、天国から、子どもたちの未来を、また、社会の未来を見守り、導いていただきたいと願います。