もう40年以上前!の20代前半、私は、フォスタープラン、現在のプランインターナショナル、に登録して、海外の子どもの支援を始めました。支援というより、つながりを持つ、ことを始めました。

大学を出たばかりの私は、「どうしたら戦争が起きないで済むのだろうか」と考えた時に、「そうだ!文通ネットワークを作ればいいんだ。自分の大切な友達が住む場所には攻撃なんかしないはずだから、世界中の人たちが、他の国の人たちと友達としてつながる網ができれば良いんだ。私、世界の文通ネットワークを作ろう!」と思ったのです。

なんでもすぐに、作ろう!と思ってしまう私が、その日なのか、それから2-3日後なのか、新聞の1面広告を見つけました。

フォスタープラン(当時)。毎月5000円を寄付すると、支援を求める子どもとマッチングしてくれて、文通をさせてくれる。私がその子の「フォスターペアレント」になり、そこ子が「フォスターチャイルド」となる。そして、私の寄付金の80%はその子の住む地域に使われ、20%がフォスタープランの事務経費。その子に現金が行くのではなく、現地の担当者が、その子どもの住むエリアに必要な資金の使い方をしてくれる。例えば学校や端や病院や。その子を頻繁に訪問してくれて、手紙を届けてくれる。年1回は、写真付きでその子の家族のことも報告してくれる。・・・その子だけ恵まれるということではなく、その地域の生活の質を向上するために動いてくれる。そして、そのことは、事務所を通じて自由に文通ができるのだけれど、物を送ってはいけない。バースデイやクリスマスのカードなら良いけれど、その子だけが地域で目立つことがないように。

このプログラムの目的は「その子が、その土地で学び、自立して行くことを支援する」ということ。

だから、その子に何かをするというより、その子の意欲を手紙を通じて後押ししたり、その子の住むエリアを支援したり。そして、その子が18歳になったり、それより前でもその地域が発展すると、終了して、次の子どもを選ぶことになります。

感動しました。「なんだ、私が作らなくても、こんなすごいプログラムがあるじゃない!」。このプログラムの仕組み、全部好きでした。

そしてすぐ申し込みをしてフォスターペアレントになりました。会員番号が2000番台。あれからもう42年以上、毎月の寄付を続けています。イー・ウーマンも会社として、一人サポートさせていただいてきました。

家賃3万円の公団住宅に住んでいた大学出たばかりの私でしたが、この毎月の5000円は、私が寄付をしているというより、その子とのつながりでした。本当に嬉しかった。

最初の女の子はフィリピンに住むMelbaちゃんでした。初めて写真を見た時は涙が出ました。そして、東京の暮らしの写真を送るのは良いのかな、なんだか、近代的な街の写真を送るのはダメかな、などと考えたけれど、でも、全部を見せることも私の役割かな、と、東京の写真、富士山や日本の綺麗な写真、海外に行った時は各地の絵葉書を買ってきて、たくさん送りました。いろんな世界を見て欲しかったから。そして、何年か経って彼女が18歳になり、このフォスタープランから卒業していくときに、彼女が、「いつか私もフォスターペアレントのかをりさんのように、仕事をしてビジネスウーマンになりたい」と手紙で書いてきてくれました。涙が出ました。

あれから、世界各地の子どもたちを何人もサポートしてきました。あまり手紙を書くことができない時期もあったけど、また今のチャイルド、ローズちゃん、とやりとりが始まりました。

私たちは「どうお金を使うのか」も大切ですが、それ以上に、「どう人とつながるのか」「どう自分を広げるのか」が大切な気がします。そしてこうして、長い期間「手紙」で人と繋がり、支え合い、学び合うことは、成長と平和に、つながるのかな、と思います。

私が国際女性ビジネス会議でマッチングスポンサーを作ったり、イー・ウーマン義援金を立ち上げたときも、きっとこの体験が私の中にあって、ただお金を出すのではなく、人と人のつながりを作りたかったのかな、と、今思いました。

今は、プランインターナショナルという名称です。今サイトを見たら、女の子だけの支援に変更したのかな? でもよかったら、というか、ぜひ、あなたも、誰かと繋がってください。
ちょうど、ローズちゃんからの、手紙が届いたので、書いてみました。

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