2026年09月

マレーシアのマハティール元首相の妻、トゥン・ハスマ・モハマド・アリ夫人の訃報に触れ、心が痛んでいます。長女であるマリナとは長年仲良くさせていただいているので、自分の母を亡くしたような虚しい気持ちになっています。

マリナのお母様とは、2度お会いしました。メロンリペアを長年愛飲しているマリナが「サプリがもう直ぐなくなるので、両親が東京にいるから届けてくれる?」とメッセージをしてきたので、なんと、お二人にメロンリペアを届に行って、お会いしました。
お母様は、「あ、知ってるわ。これがマリナがいつも良いと言って飲んでいるサプリね」などとおっしゃって、短い時間、お話をしました。とても穏やかで、気品高く、愛の溢れる方でした。

彼女は、医師として長年従事し、医師を退いてからも公衆衛生や社会福祉分野で貢献されていたと聞きます。女性として多くの道を切り開き、さまざまな環境の人たちを支えてきた彼女の人生が、あの気品をつくっていると思います。

そしてマリナが、謙虚で、でも力強く、誠実に、社会に貢献し続ける姿があるのは、お母様と、お父様の影響であることは間違いありません。

マハティール元首相は7月に101歳になられました。100歳の夫人とともに、元気にお祝いをされていた姿が思い出されます。今、元首相が、そしてマリナを始めるご家族が、そして、マレーシアの方々がどれだけの悲しみの中にいるか、想像ができません。

心からお祈り申し上げます。

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今日はちょっと、どうでもいいことを書いてもいいでしょうか:笑

この連休の5日間、私は、毎日8-10時間、片付けをしていました。開けていなかった段ボール30箱以上あったかな、、、を開封して、燃えるゴミ、溶解するもの、古紙、段ボール、古本屋、保管するもの、など6種類以上に分けて、保管するものは、同じサイズのファイルボックスに入れたり、溶解業者さんにとりに来てもらったり、古本も取りに来てもらったり。
開封していない段ボールはあと3つくらいになりましたが、そこから出したものが床中に散らばっているし、そもそも、どこにしまうのか?を考える必要もあり、あと数日必要です。
でも、今月中には、整理したいという固い決意です!

で、もちろん時間がかかる理由は「仕分け」です。時々、面白いものが出てくるからです。

・35年以上前の、私が主催した勉強会の資料や写真
・第1回国際女性ビジネス会議の様子
・30年以上前かな、ニューヨークの女性起業家コンフェレンスに皆さんをお連れした時の資料
・20代後半の私の可愛い写真(笑)
・ewomanの初期の企画案
・ユニカルのたくさんの勉強会の記録
・ニューヨーク近郊のお城の持ち主から買い手を探していると送られてきたお城の写真
・日本初の働く女性ネットワークを作るときに集めたアメリカの女性ネットワークの資料
他にも色々・・・

今度、時系列にならないけれど、出てきている面白い資料を、ブログでご紹介しようかな、って思いました。いいかな?

さあ、明日明後日もお時間いただいて、今月中には、資料を片付けたいと「強く」願って(笑)アクションプランナーに自分を予約しています。

大切なことだなーと思ったニュースです。皆さんも、関心を持ちましたか?

2026年9月4日、国連総会は、これまで使われてきた「メルカトル図法」の世界地図に代えて、各国の面積をより正確に表す「イコールアース図法」の利用を加盟国などに推奨する決議案を賛成多数で採択しました。日本を含む164カ国の賛成多数で採択された中、唯一、米国は反対したとのこと。

メルカトル図法の地図は、私も学校等でこれまでよく目にしてきました。ただこの地図は、緯度の高いところに位置する欧米やロシアなどが大きく、赤道付近のアフリカや南米などは小さくなってしまいます。

「これは、不均衡な世界観や誤った認識を広げている」という懸念をアフリカ諸国が表明。「#コレクト・ザ・マップ(地図を正そう)」キャンペーンもありました。そして、面積の正確性が高い「イコールアース図法の利用や学校教育への取り入れ」を推奨したのです。

メルカトル図法では、面積が正しくないと言うことは知っていても、この地図を見て育つと、見た情報が意識に刷り込まれます。しかし、グリーンランドとアフリカ大陸はメルカトル図法では同じような大きさのように見えますが、実際はアフリカが14倍も大きい。

これは「ダイバーシティ経営」ではエクイティ(公平)という概念で教えています。つまり、メルカトル図法の地図を見せられているうちに、それが意識の中に入り込み、この地図で大きい国が強いようなアンコンシャスバイアスが形成されます。

よく池上彰さんが各国で売られている世界地図を集めていて、どの国が、センターになっているか、などもお話しされていますが、それも同じです。センターに描かれた国が世界の中心のように見える。そもそも日本が極東と呼ばれるのも、どこから見たときのFar Eastなのか? ということです。

バイアスがかった情報に長期間触れていると、それが思考の基盤となってしまい、エクイティ(公平)を実現しにくくなるのです。

ですから、今回の「イコールアース図法」利用への採択は、私は、良い方向だと思っています。ここから先、教育機関含めてどのくらいのスピードで変更していくか、教育に活用するかは、それぞれの国に委ねられると思いますが、私たち一人ひとりの思考を刺激し、正しく戻していくためなので、早急に広がることを願います。

そう、日本も、小さい国と思っていますが、世界約190カ国中60位前後。実は、日本はドイツ・フィンランド・ポーランド・イタリア・イギリスより、大きいのですよね。

「無意識」の偏見、アンコンシャスバイアスというのは、差別をしているつもりがなくてもこれまでの経験から思い込んでしまうことで起きることです。エクイティ(公平)な社会を作るために、ぜひ、皆さんも周囲の方と「イコールアース図法の世界地図」を見ながら話すなど、してみてくださいね。

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・「議論をすることではなく全力で走ることが重要」との経営者の発言
・自分たちは正しいことをしているという「独自の正当化理論」の存在
・結果として安全ならばルール違反はやむを得ない
・データセンターに通報があったのに問題と判断しない
・経営層と現場のコミュニケーション不足

今回の、原子力規制委員会による浜岡原子力発電所の安全審査を巡る地震データの不正について、調査委員会の報告書に書かれている内容です。これらはすべて、「ダイバーシティ経営」において極めて重要視されているテーマでもあります。

上記の事例は、社会心理学などで「逸脱の常態化(Normalization of Deviance)」と呼ばれる現象です。「ダイバーシティインデックス」においても重要視しているテーマの一つで、ちょうど先日、私が教える「ダイバーシティ経営」の講座でも事例として取り扱ったところでした。

組織において、ルールや安全基準から外れた行為があっても「これまで問題が起きなかった」という過去の成功体験を理由に、徐々に基準から外れることが許容され、それが組織内で「当たり前」になってしまう。そして、それを指摘する声があっても、経営層や上層部がその声を無視してしまうことを言います。

これらを未然に指摘し危機を回避するために必要なものこそ、組織の中の「多様な視点」であり、「心理的安全性」であり、「インクルージョン(包摂)」なのです。

経営者や人事部の中には、「ダイバーシティ経営」を女性活躍推進や人権尊重といったCSR的な文脈に限定して捉えている企業がまだあります。しかし、「ダイバーシティ経営」とは、集合体としての組織の力を最大化し、組織を守り成長させるためのリスクマネジメントであり、もちろんイノベーションの源泉であり、経営基盤そのものです。

多様な視点が健全な状態で常に組織の中に存在し、互いに知恵を出し合い、互いに盲点を埋め合いながら、安全に組織を成長させる基本的な資質を育む経営なのです。

「ダイバーシティインデックス」では、上記のような実際の事例や論文、データをもとに年間を通じて毎月オンライン研修を行い、ダイバーシティ経営の視点を指導し、ダイバーシティ人財の育成や、ダイバーシティ経営の指導をしています。そして毎年9月には、各企業が一斉に自社の現状を客観的に測るアセスメントを実施しています。

どれほど立派な社内ルールがあっても、経営者自身がこれを実践するリーダーでなければ意味がありません。そして、社員一人ひとりがこれらを理解し実践する「ダイバーシティ人財」である必要があります。

今回の調査報告書に示された内容は、すべての企業にとって、あまりに重要な組織課題です。ぜひ多くの経営者や社員の皆さんに調査報告書を読んでいただき、自社において同様の「逸脱の常態化」や「声の無視」が起きていないか、点検する機会にしていただきたいと思います。



最近、今まで以上に気になるのが、目に飛び込んでくる情報の男女比です。変革の最初は「気づく」ことであり、気づくための源が「知識」なのですが、世の中に男女比の不均衡があることをさまざまなデータで知ると、「気づく」ことが増えます。

SNSやメールで飛び込んでくる「イベント告知」。登壇者のほとんどが男性だったりします。
テレビ番組の出演者。時には、全てが男性ということもあります。
事件事故の解説者。これもほとんど男性。
注目の起業家、注目のアスリート、注目のお店・・・なども多くが男性です。

ちょっと、「気づく」練習をして欲しいと思います。

良い悪いではなく、どんな世界が見えるのか。どんな気持ちになるのか。

今から目にする情報の「全て」の人の情報を、年齢を変えず、ただ性別だけ変えてみる。

新聞で取り上げられているテーマの登場人物。
報道番組のキャスター、アシスタント、コメンテータ。解説者。
天気予報の人。
表彰式のアワード受賞者。審査員。
イベントの登壇者。研修講師。研修受講者、会場にいるスタッフ。
スポーツイベントのアスリート。
町内のイベントの関係者。金融機関。
経済団体の役職者、記者会見で出てくる人。
会社の中の研修講師、受講生。
学校の教員、職員、病院の医師、看護師。

とにかく、今から出会う、今から「見る」記事、イベント、番組、告知、全ての性別だけを変えて、1週間、2週間と過ごしてみてください。年齢を変えず性別を変えて、想像する。

きっと今の社会の課題を感じるようになるだろうと思います。

私の専門としている「脳のストレッチ」運動です。
思考も、脳も、ジムの筋トレ同様、動かさないと、ね。



素晴らしい時間でした!
イー・ウーマン主催で、駐日メキシコ大使の話を聞くセミナーを開催しました!
会場はメキシコ大使館。

これまでも国際女性ビジネス会議でお話しくださっているのでプリア大使のパッションは多くの方がご存じだと思います。
それもあって、1回少しメールで告知しただけですぐに満席。キャンセル待ちが多く出たイベントでした。

プリア大使は、いつも「かをりからの依頼は全てYESよ」と言ってくださいます。
ダイバーシティな社会を作るために、彼女はいつも全力です。

セミナーでは、メキシコでは閣僚も女性が50%であることを始め、さまざま力強く女性リーダーたちの活躍の場を作ってきたことがデータとともに紹介されました。
そのために、大切なことは「とにかく女性に投票しよう」。
女性議員が少ないと嘆いたり、女性を活躍させる政策が少ないと考えたり、あるいは、リーダーは男性だというバイアスのある概念を変えるために、「まず女性に投票を」と。
「良い女性議員候補がいない」という人がいるが、では男性候補は良い候補なのか? まずは女性を増やそうじゃないかという彼女の提案はもっともです。

私が以前、ピーターバラカンさんと一緒にアンカーを務めていたTBS「CBS 60ミニッツ」でも、今から28年くらい前に、「そもそも、女性たちが女性に投票しないのだから、議員が増えるはずがない。まずは、女性に投票しなくては」と米国のジャーナリストが語るシーンがありました。
私も同意します。

そして、彼女はいつもおっしゃいます。日本の課題の一つが「可愛い」の文化。
女性たちは、可愛いを目指すのはやめて、パワフルであれ!と。
そして、なるべくempower という単語も好きではないとおっしゃっていました。

そうですよね、すでに私たちの中にはpowerがある。
だから、自分の内側のパワーをただ再発見すれば良いだけ。
他人から、力強さをもらう必要もないのです。
同感!

大使館シェフが、料理の説明をしてくださり、 
素敵な美味しいメキシコ料理を満喫しました。

参加された方々、満足度100%でした。感想の一部をご紹介しますね。

「何かを変えるという努力を怠ってはいけないんだと思いました」

「ここに書ききれないほどの学びがありましたが、特に”It is within us to change" how politics are doneというお言葉は、大使のこれまでのこれまでのご経歴とも重なり、いっそう響きました」

「女性の可能性を社会の発展に不可欠な力として捉え、教育・経済・外交の各分野での参画を促す大使のお言葉は、明確な指針として心に響きました。又、その語り口には、女性一人ひとりの人生に寄り添う深い思いやりが感じられました」

「Change is all in us!」

「私が社会に出て、イーウーマンに出会った30年近く前、新幹線にスーツで乗っている女性は殆どいませんでした。でも、今は重たい鞄を持ってPCを広げた若い女性をたくさん見かけます。(略)イーウーマンで初めて聞いた「多様性」も随分と身近な言葉になりました。確かに女性国会議員は少ないし、海外出張に行く飛行機には未だ男性ばかりではありますが、きっと思うより早く変わるでしょう。(略)色々な展示会やカンファレンスに出ていく日本人女性は確かに少ない。でも、私が出ています。きっと次に続くのは女性です。継続は力なり。イーウーマンの継続は本当に大きな社会貢献ですね」

「無意識のうちにジェンダーで切り分けてる行動や思考が、自分の中にも沢山あることに気がつきました。意識的に、パワフルに、自分も皆んなも応援したいなと思います」

「多様な生き方を尊重しながら、誰もが価値を発揮できる社会を描く大使の視点は、国境を越えて共有されるべき普遍的なメッセージであり、女性のエンパワーメントに外交が果たす役割の大きさを改めて実感いたしました」

おまけですが、こんなメッセージも。。。。
「久しぶりにお会いさせていただいた佐々木かをりさんの若さに恐れおののきました。10年ぶり。。位だったと思うのですが、まったく変わっていないのは一体どうしたことでしょうか。。。メロンリペアを復活する必要があるかもしれません」とも!
ぜひ〜!→ メロンリペア

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ノーベル化学賞の白川英樹さんの訃報に触れ、とても残念に思っています。
ソニー教育財団で、ご一緒していました。

白川さんは、ソニー教育財団にて長年「科学の泉−子ども夢教室」塾長を務められていました。小学5年生〜中学2年生が、自然の中で科学を探究する、ということで、白川先生と一緒に子どもたちが時間を過ごす、という贅沢なプログラムでした。その子どもたちの豊かな体験は、彼女、彼らの今に大きな記憶として残っていることと思いますし、今の思考や選択に、大きな影響を与えていることと思います。

私はソニー教育財団の、理事、評議員として、白川先生とご一緒する時間がとても楽しみでした。「さ」と「し」なので、お隣になることも多く、また、個別にメールのやり取りをさせていただいたこともあり、先生の穏やかな語り口と、子どもたちに科学の体験を増やしていくことへの情熱、敬意が、凛としたエネルギーで、大好きでした。

社会的には、ノーベル化学賞の学者として知られている方ですが、私にとっては、心から尊敬する、穏やかな教育者でもありました。
心からお悔やみを申し上げるとともに、天国から、子どもたちの未来を、また、社会の未来を見守り、導いていただきたいと願います。

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