女性の社外取締役、を増やす動きが進んでいます。これは、別に女性活躍という視点ではありません。経営をリードする取締役のチームメンバーに「新しい視点」を取り入れて、危機を回避したり、新しいアイディアを取り入れてイノベーションに繋げていくというための、「ダイバーシティ経営」「コーポレートガバナンス強化」の一環です。
日本では、東京証券取引所がコーポレートガバナンスコードを改訂しながら、企業のガバナンス、つまり経営の健全性を確保する指標を示しています。
目的は、企業価値を高め、成長していくこと、社会に貢献する企業となっていくことです。
そのために、
・経営チーム＝取締役メンバーが「多様な視点」を持ち込むことができる多様な人で構成されているか
・それぞれの発言や視点を公平に聞き、議論していく環境を整えているか
・皆の知恵を合わせて最高の結論を導く姿勢を全員が持っているか
などが重要なのです。
「ただ女性を増やせば良いのか？」という声を聞くこともありますが、そんなはずはありません。でも「全員男性なら良いのか？」という質問と同じです。今の多くの企業に、新しい視点を入れるために、どうしたら良いのかを考えると、女性や外国文化を体験している人、年齢層が違う人など、いろいろ新しい人を入れてメンバー構成を考えていくことが重要でしょう。
その一歩が、女性の「社外」「独立」取締役です。
「社外ばっかりで、社内からの昇進が必要」という声も聞きます。もちろんそうですが、「新しい目」を入れるには、会社の中で長年仕事をしてきたチームだけで経営メンバーを構成することは見落としなどの危険があります。社外から、そして、独立性を持った人（その会社と大きな取引をしているとか、親戚、友人関係にあるなどの関係がなく独立している）が、取締役メンバーになることが重要です。
日本社会にたくさんいる、経営経験や実践経験をしている女性たちを活用しないのは、もったいないです。
私たちは、THE BOARD（ザ・ボード）という名称の女性取締役の経営塾、ネットワークを運営しており、多くの経験ある女性取締役・監査役候補者がを、企業にご紹介しています。また、アメリカの社外取締役ネットワークである5050 Women on Boardとも提携しており、年に5回くらいは欧米の取締役とオンラインでの講座・ディスカッションもしています。
そして！年に1回、共同イベントをしていますが今年は、アメリカから5050 Women on Boardの代表とメンバーが来日してくださるということで、青山で、セミナーを開催します！
11月13日（木）18:30-21:15 軽食付き ミニ講演やトークショー、そして、社外取締役の実態や就任までの準備などをテーブルごとに行うディスカッション、ネットワーキングなどがあります。またTHE BOARDに入会されたい場合は、今回の参加者は入会金免除となります！
・・・・今、各企業で活躍されている執行役員の方、本部長レベルの方、自分の企業の取締役・監査役の方、弁護士、医師、会計士など、「社外取締役候補」の方、ぜひご参加ください。もちろん、今、上場企業で社外取締役を務めている方もぜひ！
お会いすること、楽しみにしています！！！
>>>11月13日(木）セミナー詳細とお申し込み
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