制作スタッフや宣伝部門スタッフも、女性、人種マイノリティー、LGBTQ、障がいを持つ人の割合を決めたのです。アカデミーのプレジデントDavid Rubin氏 とCEO のDawn Hudson氏が世界のダイバーシティ な人口構成をきちんと反映していく、と言っています。
国際女性ビジネス会議では、4年前に「Women in films」というテーマで、アメリカでも映画界での女性が賞を取れないこと、予算がつかないことなど評価されないことを
テーマに議論をしてきました。
ハリウッドでは、セクシャルハラスメントに対する対応も厳しくなってきていました。
アカデミー賞では、白人ばかりが受賞すると今までも批判がありました。
今回は明確な指標が示されたのが画期的です。
例えば、主演、重要な助演は、少なくとも一人以上が
アジア系、ヒスパニック/ラテン系、 黒人/アフリカ系アメリカ人、先住民族/アメリカ先住民/アラスカ先住民、中東系/北アフリカ系、ハワイ先住民/太平洋諸島系であること。また、その他の出演者の30%以上が、女性や、人種、LGBTQ、障がいのある人など。
BBC放送はインタビューする人や、メディアに出演するコメンテータなどを50%以上女性にするという50/50プロジェクトを進めています。これも、
国際女性ビジネス会議で昨年議論しました。
ダイバーシティは世界の鏡です。そして、知恵が集まる手法でもあります。
日本のメディアも政治もビジネスも、まだほとんど男性。なんとかしなくてはー。
Posted by kaorisasaki1 at 22:18│
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