Fortune 500(フォーチュン 500)というのは、アメリカのビジネス誌「フォーチュン」が年1回、全米上位500社の売り上げなどから発表する企業がランキングです。
今年も先ほど発表になり、今回は500社の中で、過去最高37社が女性社長!というニュースが届きました。昨年が33社で最高だったので、さらに記録を伸ばしたことになります。20年前はたった2社でしたから、ゆっくりですが、確実に、ジワジワ増えてきてきている、という感じです。
と言っても・・・
それにしても、500社の中の、たった 7.4% 。
37社の女性CEOしかいないのです!
30%を超えてきたのは、ここ4年です。
アメリカは進んでいると思っていたーという方も多いかもしれませんが、あのアメリカでも、中小企業こそ、半分は女性経営者になりましたが、大企業の中では、まだまだなんです。黒人女性がいない、白人でないのは3名のみ、とダイバーシティとしてみると課題があるとの指摘もあります。
また、トップ100社に入る女性が7名ということも、課題とされています。
売り上げ約13兆7,000億円($137 billion) のGM(ゼネラルモーターズ)の社長は、女性。Mary Barra氏一番大きいでしょうか。ロッキードマーチン社、IBMなどは女性社長でしたが、昨年の退任でリストからは消えてしまいました。ですから、人数を追っても、社長の就任退任のタイミングもありますし、継続的な女性活躍を表現しているかどうか不明です。
でも、アメリカの大企業が変わってきているこことは事実でしょう。
7.4% という数字は、2018年の日本企業の「女性管理職の割合」と同じですね。
当時は、女性管理職が増えてきた、なんて言っていたのですから、そう考えれば、アメリカの大企業のCEOがこの割合。やはり注目したい数字であることは間違いありません。
日本で上場大企業で女性の社長が 7.4% いたら、日本社会、変わるでしょうし、ね!
500社の企業名などランキングは、
ここから 見ていただけます。詳細は、
こちらから。
リストを見ると、Walmart が1位!というのも興味深いですし、Amazonが2位! コロナの影響で、来年のランキングは大きく変わる可能性がありますね。
女性経営者が、企業価値を高める。
多様な視点が組織にあることで、イノベーションが起きる。
そう信じる私ですので、今日の、
「Fortune 500に37名女性CEO!」というニュースは、山の途中まで来たという実感。嬉しく思います!
Posted by kaorisasaki1 at 23:15│
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