2020年05月16日

ギバーGIVERでいる、という考え方

今日は、giving という考え方について、書こうかと思います。
私が「与える」という概念を知ったのは、今から37年前のことです。英語で、Giving という言葉を聞いた時は「与える?」と最初はピンと来ませんでした。日本語で、「与える」という言葉を日常で使うこともありませんでしたから違和感もありました。でもワークショップを数日間受けるうちに、意味を理解し、体で感じ取り、その衝撃で体が震え、自分が立っていた場所、歩んできた人生そのものを振り返り、涙が出ました。その時から、私の人生はシフトしました。・・・
その後、We are the World の歌詞でも、Let's start giving という表現が出てきて日本でも有名になりましたね。世界のスーパースターが集まってチャリティのための歌を歌う録音スタジオの入り口のドアに、は「ここに、あなたのエゴを置いて、スタジオに入ってください」という張り紙があったのです。自分のエゴを置いて、皆がスタジオに入り、Let's start giving と歌ったのです。

真っ直ぐに生き、真面目に一生懸命仕事をすることが良いことだと思っていましたが、それだけでは、足りない。自ら気づいたことを行動していく。自分の心の中の愛情を、周囲に与え続ける。

周囲と何を作るのか。その結果どんなプラスを生み出すのかを考え続けて、動く。
その過程で、時に、相手に理解されなくても、時に、相手が受け入れないかもしれなくても、気づいたことを伝え続け、一緒にプラスを作ることができるように、歩み続ける。

giveという言葉は、「あげるね」というようなイメージではなくて、自分を捧げる、相手のために尽くす、自分の熱い想いや愛情を表現する、分かち合う、そんなことをなのです。

世の中には、giver とtaker がいると、「ギブ&ギブンの発想」「自分が輝く7つの発想」などに書きました。私は、giver でいることを選びました。

コロナの時代、室内に居続けることで心が身勝手になり、人を選んで優しくしたり、ちょっと我儘な態度をしてしまったり、ということがあるかもしれません。今こそ、修行の時ですね。

giverでいる、ってどういうことか、毎日考え続け、自分の言動に意識を向け続けましょうね。
相手に、社会に、地球に、giver でい続けましょう💕 一緒に!
Posted by kaorisasaki1 at 23:56│Comments(0)