2020年05月13日

学校、今年度は6月まで。来年から学校9月スタートへ!

コロナウィルスが、私たちの暮らし、教育、経済、報道など、あらゆる仕組みへの挑戦となっています。多分、世界的に「ここまで」というショックがなければ、動かなかった私たち、人間界の思考を動かし、仕組みを動かし、決断を迫ることになってきています。日本では、9月新学期案が浮上してきました。

私の考えは、今年度を来年3月でなく6月終了として3ヶ月くらい延長し、来年から9月新学期とすること。これで、夏休みも冬休みも返上、土曜日も授業、などということも、少し回避されるでしょう。そもそも・・・
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まだコロナウィルスが終息するかわからない中、夏から通常授業は難しいでしょう。まずは、今年度の学校生活を、3月でなく、6月まで伸ばすという発想で計画して欲しいと思います。

また、9月入学に変更することは、もちろん簡単なことでなく、各所、調整が必要でしょう。しかし、今年度を伸ばし、来年からということであれば、準備ができるはずです。全国の小学校から大学まで、同じように影響を受けている今だからこそ、しっかりと、体制を整えて、シフトできると思うのです。

9月新学期は、日本の教育にプラスのインパクトを与えると思います。

グローバル化、デジタル化のこれからの社会で、欧米のスケジュールと合うことで、教育水準を高めてグローバル市場での競争に入れるということです。海外からの留学生や教授陣の採用も増えることでしょう。日本からの留学も、しやすくなります。これが例え、オンライン授業が増えると想定しても、プラスの結果が出ると思います。

困難がないとは言いませんが、9月入学という話題は、今突然出たことではありません。ビジネス界を見てください。3月決算が減りつつあり、12月決算という、欧米とのスケジュールに変更するところが増えてきています。会計基準も、国際会計基準にシフトすることも進んでいます。グローバル人材を採用するために、海外の大学生のスカウトにも入っています。

これからのダイバーシティな社会において、日本の優秀で勤勉な子どもたちが、世界スタンダードで学び交流する機会です。

まずは、今年度を延長してください。そして、2021年9月から、新学期を!
いかがでしょう?


Posted by kaorisasaki1 at 07:00│Comments(0)