佐々木かをりの「今日の想い」

先日、朝7:30スタートのエコノミスト主催の朝食勉強会に参加しました。
テーマは、女性の健康について。場所は、ベルギー大使館。

女性がしっかり働こうとすると、出産の時期と重なり、マネジメントをしようとすると、更年期となる。この辺りの健康マネジメントをしっかりすることと、組織や社会の理解を促進することが、いわゆる女性活躍の鍵と言えます。この日は・・・

富山市民病院の澤口先生が、大腿骨骨折についてのデータを示しながら課題をお話になり、その他の先生や専門家、政治家、厚労省からの方は、女性と健康について、示唆のある情報提供をくださいました。

私としては、女性と健康は重要なテーマとして考え、取り組み、「国際女性ビジネス会議」でも、「表参道カレッジ」でも、「働く人の円卓会議」講演テーマ、セミナーテーマとして定期的に扱ってきています。その視点からは、「情報は多いが、自分ごととなっていない現実への取り組み」や「予防、未病の観点からのヘルスチェックのあり方」などを質問＆ご提案させていただきました。

ちなみに、大腿骨骨折に取り組んでいる澤口先生は、骨折から、1時間でも早い手術が必要だが、欧米が平均2日以内なのにくらべ、日本は骨折後の手術が平均4.2日。これではどんどんダメになるとのこと。1日ベッドにいると、1-3%の筋力が低下することもあり、1日も早い治療ができるように仕組みづくりを、と訴えました。

私は個人的に、骨折を防ぐ方法、また、事前に自覚する方法をお尋ねしたのですが、骨粗鬆症と骨密度はほとんど関係がない、と言われてびっくり。骨密度をはかることが意味がないとまで。ではどうするのかと伺うと、ロコモ診断をして、運動してくださいと。日本整形外科学会の推奨、ということですね。・・・人生で転んだことのない私（笑）。いつか転ぶと思いますので、やっぱり運動しよう。

・・・ということで、イー・ウーマンでももっともっと、女性と健康をテーマに、働く人の円卓会議や、表参道カレッジでも取り上げようと思いました！
みんな、元気に、楽しく働き続けましょう。