2019年01月18日

キャリアを考える

昨日は、表参道カレッジで法政大学の武石さんと一緒にキャリアをテーマに講座を開催しました。武石さんの情報整理は明確で、「女性活用」というと、男性と同じように働くようにと「同化」に向けて取り組んでしまうという間違いがある場合、あるいは、男性と違うからと女性と男性の違いを強調して「差別化」をして活躍の場を分けるという間違いに進むケースがある。どちらも違う。また、仕事とのエンゲージメントについても。・・・そいいったことを基本に新しい働き方、キャリアは、個人が仕事に対して自らを高めていくことの大切さを様々示されました。

私は、たくさんの人と仕事をしてきていますが、成果を出す人は、自らの仕事を常に「チームとして」「長期視点で」とらえて「プラスを作るため」に動いています。様々な工夫を毎日重ねて成長し、上手くいかないことがあれば、それを学びに置き換えて情報整理し、次の行動に生かし、その学びを周囲と分かち合う力があります。一方で、上手くいかない人は、課題があると個人的に、短期的にとらえて、自らを正当化するために周囲の批評や評価を始めてしまう。全体を良くすることではなく、自分を認めてもらうことだけに視点がいきます。

ダイバーシティの時代は、同期入社と仲良く穏便に仕事をするという時代ではありません。ある一定の環境でだけ上手く仕事ができるということではなく、自らの魅力や技術を常に成長させ、常に分かち合い、大きな視点でチームに貢献する人に進化しつづけることが大切だと考えています。そんな人になるために、そんな仲間と共に前進するために、体験の数を増やし、場数を増やし、自らを毎日成長させ、適応能力を高め、一人一人が前進し続けることが大切ですね。
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Posted by kaorisasaki1 at 23:59│Comments(0)