2015年07月17日

政策コメンテータ、として出席して来ました

今日は、政策コメンテータ委員会に出席しました。これは、経済財政諮問会議の議論に向けて、意見を伝えるというためのもので、甘利大臣のご挨拶のあと・・・▼
事務局より、「骨太の方針」の説明があり、委員の意見交換となりました。西村副大臣、小泉大臣政務官等もご出席の2時間でした。

「経済財政運営と改革の基本方針2015 〜経済再生なくして財政健全化なし〜」という、今年、2015年6月30日に提出された方針について、一人1-2分、というルールで意見を述べるという仕組みです。私は、2介意つのポイントで意見を述べました。

 一つは、「守る政策から、伸ばす政策へ」転換するために全ての改革と予算配分をして欲しいということです。人も企業も「稼ぐ力」をつけよう、ということです。そのためには、教育、が重要であること。教育面での教員育成、教員の配置のルール見直し、教員等の人数都の関係、授業内容、進め方などの授業内容や学校生活でのプログラムの改革などをして、「静かに学ぶ良い生徒」を育てるのではなく「考え、調べ、分析し、議論して、人々と一緒により良い答えを導きだし、新しいことを生み出すような人」を育てる教育。また、海外留学希望者にとって円安は大変大きな問題なので、個人留学含めて、助成等の仕組みも考えて欲しいこと。

 もう一つは、労働改革。今までは男性を守り、女性を守り、ということで、2本道を造って来た政策でした。長時間労働しながら管理職へつづく、男性たち道を歩く「本道」と、その道は歩けないが働きたいという女性たちのための「脇道」と2本あったのです。女性の権利を守るために長年、脇道が造られて来てしまったので、もう、これからは、脇道整備を辞めて、広い本道を造ることが必要である、ということ。

 最後が、電子政府、マイナンバー等の活用をして欲しいということ。働く夫婦にとって区役所にとりに行かなくても、様々な証明書がどこからでも取れるようになる等は、とても嬉しいのです。医療データの面でも便利さがますと良いです。また、マイナンバーを有効活用してほしいので、世帯ごとにならず、個人単位に切り離せるようにして欲しいと提案しました。もちろん、現状のままで良い人は世帯で、個人が良い人は個人を選べるようにします。

他にも話をしたいこと、深めたいことたくさんありますが、これからも、様々な場所において政策を考えたいと思いますし、引き続きいろいろ勉強し、更に良い貢献が出来たらと思います。

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この記事へのコメント
北関東は、最近少し過ごし易くなった気がします。

本道の整備と共に、主役である人間(特に、脇道に疑問を持たず歩んできた人)が、本道を歩こうとする意識の養成も、併せて重要だと考えます。

人々の意識は整備を加速させ、更なる強固な基盤につながると信じています。

道を造るのも、歩むのも人。
現場の背景が無視されたデータや、割合への傾倒に基づく施策にならず、活きた声が反映されることで、社会に新たな動きをもたらすのだと思います。



Posted by 真打ち at 2015年08月14日 15:30
「守る政策から、伸ばす政策へ」転換は大切な事だと思います。ただ、そのためには、伸ばされることを待っている方が増えても困ると思います。あくまでも、伸びてやろうという頑張る方や夢の実現に向けて努力している方などを増やすことが大切だと思います。そのために、教育の中で、「働くことの意味を考える機会」や「努力した人がきちんと認められる」という基本的なことを理解する機会をつくる、つまり夢のために苦難を乗り越える力を持つ人を増やすことが大切ではないかと思います。
Posted by blueberry-na-heart at 2015年07月28日 00:13