2014年09月07日

「角のおばちゃん」と「ちびのおじさん」

昨日と今日、近所の方に道でばったり。立ち話をしました。
「おはようございます、お久しぶりです!」と私が声をかけたのは、我が家では子どたちも皆、「角のおばちゃん」と呼んでいる方。彼女の体調が悪く、3カ月以上お会いしなかったので、「お元気そうで安心しました!」と声かけながら、いろいろ体調の話などしました。84歳になられたそうです。でも、すぐに…▼続きを読む
「お母さん、元気?」と母のことを気遣ってくださり、その後、娘のこと、息子のこと、いろいろ気遣ってくださいます。
「この前○君(私の息子)をみかけたけど、背が高くなったわねえ、びっくりしちゃった。声かけようと思ったけど、もう通り過ぎてたし、もしも人違いだったらと声かけなかったんだけどねぇ」
などと、子どもたちの様子をいつも見ていてくださいます。以前はよく、煮物等いろいろ作って下さったりしていました。いい病院を知りたいというので、帰宅後、約束どおり、近くの整形外科を彼女の携帯にメールしたりしました。私が雪の日に、雪かきをしてあげているお宅のうちの一軒です。

そして今朝は、「ちびのおじさん」に会いました。半年ぶりくらいでしょうか。毎日、子犬の「ちび」を、散歩して歩いていたので、我が家ではこんな呼び名になっていたのです。本名を存じ上げません。・・・私の娘は保育園の頃、家の周りで散歩している犬と飼い主の名前を全部覚えていて、挨拶をしていたのですが、その中でも「ちびのおじさん」とは、仲良くなっていました。

今朝は「あら、ちびのおじさん!お久しぶり!」と声をかけると、
「やあ、やあ、おひさしぶりですねえ。○ちゃん(私の娘)は、元気?」とすぐに聞いてくださいました。
「はい、先日20歳になったんですよ」と伝えると、「え〜! もう○ちゃん、なんて呼べないねえ。こ〜んなに小さかったのにねえ」と。

そして「そういえばこの前、○君(息子)に会ったよ。○君?って声をかけたら、はい、って言って、少し話したよ。いや〜、大きくなったねえ。大きくっていうより、しっかりしちゃってねえ。ついこの前まで、学校行く時に、おばあちゃんが、駅まで付いていってたのにねえ」
などといろいろ会話が弾みました。
「僕はねえ、孫がいないから、○ちゃんや○君が、かわいくてねえ。他人のように思えないんですよ。ずーっと見てきてるしねえ」と。

そして「お母さんは、どう?」と母のことも気遣ってくださいながら、「お母さんに、足腰が弱まらないように毎日歩くようにって言われてたから、歩いてますよ僕は。僕はねえ、82歳。3歳年下だからね、言うこと聞いてますよ」と。

・・・なんだか、とっても幸せな時間でした。

「角のおばちゃん」も「ちびのおじさん」も、ありがとうございます。
近所の方々が、みなさん、私の家族を見守ってくださっていて、大切にして下さっていて、とっても幸せだな、って思いました。赤ちゃんの時から、挨拶をしたり、立ち話をしたりしてきているから、そして、子どもたちも近所のおじさん、おばさんと、いろいろ会話してきているから、今、こんな風に立ち話ができるんですね。嬉しいです。

お二人とも、末永くお元気でいらっしゃいますように!!


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この記事へのコメント
拝見し、涙が出ました。そして、今の都会でもこうしてご近所の温かな見守りや交流が、脈々と活きている事に安堵しました。
"いつも誰かが・どこかで・気に掛けてくれる"…子供たちを取り巻く環境では、様々な防犯の取り組みがなされていますが、これぞご近所力!防犯の原点ではないでしょうか。
佐々木様がお住いの都会と、私の暮らす田舎が何らご近所付き合いに差はないのだと感じました。
言葉を交わすか交わさないかが鍵なのかな…と、ヒントを頂いた思いです。
温かなお話を有難うございました。
Posted by 真打ち at 2014年09月08日 18:37
今回も読ませていただきまして、ありがとうございました。
近所との交流が、毎日を楽しくしますよね。私もそれを実感しています。
Posted by Kelly at 2014年09月08日 09:29