2014年01月09日

手帳選び

年始は、新しい手帳を使い始めるという方も多いことでしょう。時間管理についての欲求も高いことかと思います。私が時間管理講座でお伝えしていることではありますが、「手帳」という言葉があまりに曖昧で意味が広いので、選び間違える人がでてくるんですよね。そこで、ちょっと選び方についてお話します。たとえば・・・▼
・見開き1か月の壁掛けカレンダ―のような手帳が好き!という方。
   この手帳は、時間管理ではなくて、「月」管理をしている手帳です。
   とくに毎日の時間管理には関心がなく、月単位で、自分の動きがわかればいい、という方に向いています。

・見開き1週間。で、いろいろとメモ欄ややることリスト等、書くスペースがある手帳。
   この手帳は、時間管理帳ではなくて、メモ帳です。
   「メモスペースもあっていい」という気持ちで手帳を選ぶ方は、メモ帳を買っている、ということを認識する必要があります。これは、時間管理とは関係ない手帳です。

・1日1ページ、という手帳。
   この手帳も、メモ帳です。日記にもなるし、記録ノートにもなります。何でも手帳として便利ですが、時間管理とは無関係です。

・それから、「時間の目盛り、ふってあります」という手帳、また「バーチカルです」という手帳
これらも、実はそのほとんどが、「時間のふりをした数字のデザイン」になっています。確かに、数字は書いてあるけれど、それぞれの時間帯がしっかり見えることはなく、まして、その時間帯に出来事を書くことができません。ほとんどの人が、数字が書いてある手帳を、時間が見えると間違えて買っていることが、時間管理ができない理由でもあります。時間が見える、時間が使える手帳ではないのです。

・サイズも大事です。
「小さいサイズが好き」という方がいますが、小さい手帳は各項目が少ない人に向いています。もし、毎日が忙しく感じる、上手に時間を使えていない気がするのなら、それは、手帳のサイズが原因かもしれませんね。やりたいことが書ききれない、はみ出る、ごちゃごちゃして分かりにくい・・・。こうといった理由が手帳の小ささであることが多いです。

どの手帳を使っても、「毎日が上手くいっている」ならいいのです。手帳は目的によって違います。
多くの方が、「時間管理」といいながら、実際には、「約束管理」か「プロジェクト管理」のどちらかをしている場合が多いです。約束管理もプロジェクト管理も、それぞれの意味がありますが、これらと「時間管理」とは違うものであることに気づかれると、毎日の生活がグンと改善していくと思います。

ですから、
時間を上手に使いたい、ということであれば、私は「アクションプランナー」をお勧めします。そして是非「時間管理講座」にいらしていただきたいです。たった2時間で、生活や体感に変化がでることでしょう。

アクションプランナーは、時間が見える手帳です。自分を予約するために使う手帳。
つまり、時間管理をするための手帳なのです。

だから、数字が飾りではありません。実際に、その時間帯に何をしたいのかを書きいれることができるのです。
メモ欄を作らず、様々な点に意図がある手帳です。
ですから、もしメモもしたいということであれば記録のためのメモはメモ帳やPCへ。行動に関係するものはアクションプランナーへ、と書きわけます。

2014年はぜひアクションプランナーで、自分を予約してくださいね。
近々講座も開きます、来週に、表参道カレッジで発表します。

あ、最近、愛用者の方々のインタビューを掲載しています。
お一人目は、「さとなお」こと佐藤尚之さん。是非こちらから→

ということで、目的にあった手帳、選んでくださいね。
どの手帳でも、大切なことは「自分の力で自分の毎日を上手くいかせること」。
今日もいい一日を!


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