2013年04月07日

フランスの女性大臣と、ランチしました!

フランスというと、オランド大統領が「女性を半数に」という公約どおり、閣僚34名のうち女性が17名!という新内閣を2012年5月に発足させたのが記憶に新しいですね。女性権利省、も誕生しました。大臣には……▼20130329_lunch120130329lunch2
モロッコ生まれのヴァロー=ベルカセムさん。「貧しい家庭で育ち、親とフランスに移住した経歴をもつという。彼女は最年少(34歳)ながら、政府報道官も兼任する」との報道もあって、斬新な感じがします。

そんな女性大臣の一人、フルール・ペルラン中小企業・イノベーション・デジタル経済担当大臣が来日、ということで、フランス大使の公邸で5名の日本人女性たちとの昼食会にお招きいただきました。大臣は資料によると「1973年に韓国のソウルに生まれ、生後6か月でフランスに養子に出された」とのこだけれど、フランスでは、高度な教育を受け、フランスの高級官僚・政治家における典型的なエリートコースをすすみ、大臣になった、とのこと。どんな方かな、と思っていたら、とっても魅力的な、気さくな方でした。

ランチテーブルでは、日本の働く女性事情がメインテーマでした。日本に女性リーダーが少ない原因はなんだろうか、どんな解決策があるのだろうか、など、事例や知恵を出し合いました。私は、働く女性は増えているが、ガラスの天井が上昇しただけで、管理職、取締役に女性が少ないことや、国際女性ビジネス会議など事例に触れる機会、いわゆるロールモデルに出会う機会を増やすことで着実に女性の活躍の機会が増えていることなどをを話しました。

フランス大使公邸でのランチは、初めてでした。大使がお隣に座ってのテーブルに、美味しい食事やワイン、すばらしいお庭。食事は一皿一皿が美しく、最後に登場したデザートのひよ子がとってもかわいい。思わず大臣が、スマートフォンを取り出して「写真撮る!」とおっしゃるので、私も!と撮影しました。食事後に、参加者で庭で写真を撮りました。中央の黒いドレスが大臣です!


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