2011年11月25日

英語学習

 子どもたちの英語学習を見ていると、私の子どものころとは大きな変化があります。私の子ども時代と比べる方が悪いのですが……▼
なんといっても、当時はFENラジオくらいしか、英語をメディアで聴く機会もなかったのです(どんな時代だ!)。米軍基地を訪問した時に、FENの方に、日本をを教える番組を担当しないか、と言われたこともありました。有名番組でした。お受けしたかったのですが、どうして、やらなかったのかな。親戚にアメリカ人家族がいたり、横浜で暮らしていることもありたくさん周囲にはアメリカ人の人たちがいましたが、でも、やっぱり、あまり英語に触れる機会はありませんでした。
 でも今は、違います。テレビを見ていれば、たくさん、英語が聞こえてきます。海外のドラマも、ニュースも、そのままテレビで見ることができます。小学生も学校で英語の授業があります。子どもの学校では、英語でのshow&tell や 英語劇などもあります。どの子ども、みな、しっかり勉強して、練習しているのが、頼もしいです。使える英語を習い、実際に使う機会がある、というのが素晴らしいと思います。
 そういえば、私の高校(神奈川県立外語短期大学付属高等学校)には、英語合宿のようなものがありました。一泊か、二泊かわすれてしまったけれど、英語以外に一切話してはいけない、という合宿。それが終わって、横浜駅まで戻ってきた時、周囲の人の会話がすべて英語に聞こえたことを思い出します。
 グローバル人材が必要、と再度言われるようになっています。英語だけでは、実は、ダメなのですが、でも、英語が話せなければ、始まりません。話せて、聞けて、読めて、書けるように、大人だけでなく、子どもたちも勉強をしていきましょうね。
 

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
戦後、日本は、外需産業で栄えました。日本人全般ではありませんが、一部の人は、英語が十分使えるようになっていました。
世界的にみれば、母国語を読書きできない人も多いのです。
言葉を習得するのは、やはり読書でしょう。
日本人でも国語能力の差は、かなりあります。
戦後などは、本を読むしか勉強の手段がありませんでした。それがよかったのでしょう。
例えば、週に5時間、英語が勉強できるとして、会話だけしても、すぐに忘れてしまいます。
5時間、英文を読めば、それは英語力になります。
子どもの少ない勉強時間を、大事なことに使った方がいいでしょう。
Posted by あの at 2011年12月04日 23:08
坂の上の雲をみれば、わかることですが、
明治初期、テレビもラジオも本すらまともにないころ、
一部の人間ではありますが、
アメリカ始め、各国に留学しています。
鎖国していた江戸時代でも、オランダ語は、話せる人がいました。

夏目漱石も留学していますね。
(吉田松陰などは、黒船に乗って、渡米を試みています)
今の環境、昭和の環境が、英語学習に不十分なのでしょうか?
外国人先生や、テレビなどがあれば、十分なのでしょうか?
本当に英語学習に必要なことを考えない人が多いと思います。
Posted by あの at 2011年11月27日 19:59