2011年02月28日

権利とルール

 大学の入学試験中に、携帯から試験問題をサイトにアップしたのではないかと報道されているのを聞き……▼
さまざまな興味を持ちました。携帯電話の持ち込みも可能なこと、試験中にトイレなどに行くために教室を出ることが可能なこと、そもそも試験官が気付かないこと、など驚きを持って報道を見ています。
 そういえば、小学校でも授業中にトイレに行くことが可能です。もちろん不可能では困るので、可能でよいのですが、どうして行きたくなるのかにも関心を持ちます。40分間が我慢できない位具合がわるいのか。休憩時間に行かなかったのか。
 ……権利といえば権利ですが、試験や授業、あるいは、仕事や会議の際、先を予測し、全体ルールや秩序を守るために準備をしたり、我慢をしたりします。権利とルールは両方同時に身につけていかないといけないと思います。
 会社を見ていても、一昔前、携帯のない時は、私用電話はありませんでした。就業中に外に出てお茶を買ってくる、などということもありませんでした。でも今は、携帯メールを打ち、フリーメールやチャット、ツイッターをし、好きな時に飲み物を買いに行く。
 自由でいいと思っていますが、それは、貢献している場合に限るのでしょう。礼をつくし、周囲に貢献しているからこそ、さまざまな自由や権利があるということだろうと思います。貢献なしで、権利を主張すると、集団は成り立ちません。つまり、チームとして機能しなくなるのです。
 試験中に携帯かも、ということから、いろいろなことを考えています。

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この記事へのコメント
人は集団の中にいるときこそ、その人の権利と義務、責任そして貢献というものを考えることができると思います。世界に自分ただ一人ではないですから。
いつも、私にできること、しなければいけないことを考え、実行していきたいです。そして自分の権利についても考えていきます。
Posted by nano nano at 2011年03月01日 10:20
入試での携帯電話使用疑惑、私も驚きました。

トイレの事で言えば私も小学校の時から現在までトイレ近いです。小二の時に腎臓炎を患い三か月入院、その後ずっと休み時間毎にトイレに行かずにはいられませんでした。休み時間に行ったのに授業中行きたくなる事も稀ではありませんでした。

ところで昨日夜、私の所属する英語スピーチクラブ、トーストマスターズクラブでインハウススピーチコンテストが行われました。私はチーフジャッジという大役を仰せつかり、無事コンテストは終了。コンテスト後メンバー11人と近くのパスタ屋に行きここでも大盛り上がり。皆沢山喋って大笑いして楽しい一時を過ごしました。去年病気だったのが嘘の様。健康の有難味を感じています。
Posted by 田代利子 at 2011年03月01日 06:23