2010年06月23日

常に前進していきなさい

 毎日の生活から学ぶこと、気付くことは、たくさんあります。子どもと話していても、そうです。世の中には、大きな目的で動く人と、小さな目的で動く人……▼
がいる。前に動くネットワークを持つ人と、弱い心を共有する仲間とつるむ人がいる。さまざまな人生があるねと子どもと話します。まずは自分の器を広げることが大切。器が大きくないと、大きな世界は見えないと、話しあっています。
 私自身は、20代から30代にかけて、世界の難民キャンプなどを歩き、世の中にたくさんの苦しみがあることを知りました。いい経験でした。自分の想像を超える生活をしている人たちが地球上には山ほどいました。そんな土地で人々と出会い、話、一緒に苦しみ、笑い……そして東京に戻る来るたびに、自分がいかに幸せかを喜び、感謝し、聞こえてくる都会のエゴやいざこざが、すべてとても情けないことに思えました。
 私は、大きな目的、大きな存在意義のために、動き続けようと思ったのは、その頃でした。もちろん今も、変わりません。ただ、前進するのみ。
 小学生のときからの、好きな言葉があります。
 「道にためらわず、目標を見失わず、常に努力し、常に歩み、常に前進していきなさい」アウグスチヌス
ベッドの横にはって、毎晩読んだ言葉です。今日もまた、唱えます。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
佐々木さんの今の目標は何ですか?

私は、進み始めると「これが本当に自分の目標?」といつも疑問に思ってしまします。
Posted by m” at 2010年06月26日 23:39
自分を常に高める努力を続けつつ、
子どももそれに巻き込んでいく、ということを、
していきたいけれども
なかなか上手にできないでいます。

時に慰め合いたい家族だけれど、
弱さを受け入れつつも
家族皆で器を広げ合っていくことができたら
本当に素晴らしいことだなあと思います。





Posted by sotocco at 2010年06月26日 14:33
昔は、目標を持って努力し、動いていたはずなのに、
何に失望したのか適当に生きてしまっている今。

自分の進む道を決め、
それに向かって情報を集め前進だけをしている中1の息子。

日々勉強させられます。
Posted by mika at 2010年06月24日 09:51
 つるむ人って自分より弱い人が分かるみたいですね、意外に人の真似が平気?だったり。大人の思考を見習ってほしいです。私は先日、渋谷駅から自宅までふた駅の道を歩いて帰宅しまして(何を隠そう職場内のことがつまらないと感じ)、歩けるものだなあという事と、もう少し大きな人間になれないものかと思いました。
Posted by 人魚姫 at 2010年06月24日 02:13