夫婦別姓導入へ
新政権の動きを注目してみています。その中でも……▼
今日、注目したのは、「
夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案」という読売オンラインでの記事。「早ければ来年の通常国会に、夫婦同姓を定めている民法の改正案を提出する方向で調整を進める」ということなので、これからも注目して、見ていきたいと思っています。
すべてを別姓にしようというのではなく、ひとつの選択肢なのですから、本来はもっと早く出来たらよかったと思っています。仕事名と戸籍名が違う(特に)女性は増えてきている中で、選択肢として法律で認めるのは自然なことだと私は考えます。
報道によると「民主党などの民法改正案は、〈1〉結婚時に夫婦が同姓か別姓かを選択できる〈2〉結婚できる年齢を男女とも18歳にそろえる――ことが柱で、おおむね法制審答申に沿った内容だ」とのことで、今後は、男女平等の視点でみたときの家族観と現状の法律の不具合を、いろいろ調整していってほしいと願います。できれば、「結婚時に」選択できるだけでなく、さかのぼって選択できると嬉しいのですが。
Posted by kaorisasaki1 at 23:33│
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佐々木さん、こんにちは。
ちょっと日にちが経ってからのコメントになってしまいましたが、
私と母の斬新なアイディアを伝えたくて書き込みます。
そのアイディアとは・・・
夫婦2人で素敵な苗字を考えてつけること。
「これから2人で築く家庭に2人で名前をつけよう!」ということです。
実現するには色々難しいと思いますけど
結婚する2人の気持ちとか心構えとしては良いんじゃないかなと思ってます。
結合姓もいいと思います。できたら、そうしたかったです。
私としては、「(主に)女性が結婚したら男性の姓を名乗るもの」
という家制度丸出しの考え方を、少しずつでも変えていきたいです。
もちろん家も大切ですが、もっと個を尊重したいです。
あぁ、ようやく・・・。
私が学生時代にも夫婦別姓の話はありました。
あれから20年。
やはり、政権交代を選択して良かった。
是非、夫婦別姓の導入を実現して欲しい。
結婚を考える時、苗字を変えたくない・・・。
そういうこだわりを否定する男性と一緒に歩みたくない。
私が生きているうちに実現して欲しい。
私は個人的には夫婦別姓にはさほど賛成ではありません。
まあ、そんな面倒くさいこと言わんでも・・・
という、一昔前の人間かもしれませんが、ただ、自分が公的な仕事にたづさわり、大局的にみると必要な制度かもしれません。
今でも田舎は、一人娘さんの家庭は「苗字を途絶えさせないための婿養子」、という考え方がありますし、そのこともふくめて、不必要に「家」が子どもたちをしばり、苦労を強いる状況がないとも言えないからです。
この問題とは直接関係ありませんが、これをきっかけに、離婚後の女性の出産の300日問題等が、解決されることをせつに願います。
こんばんは。
ようやく夫婦別姓が導入されるようですね。
アメリカで生まれた日本人の子どもが20歳まで二重国籍を持っているように、成人するまでは二重姓で(通常つかう姓はどちかに決める)、子どもたちが成人したときに自分で父方か母方の姓を選べるようにすればいいとおもいます。
で、私の個人的な考えですが、いっそスペイン語圏の国々のように日本も結合姓にしたらどうなのだろう。例えば、現首相の鳩山さんの息子と前首相の麻生さんの娘が結婚したら、その子どもたちの姓は鳩山麻生となるわけです。
スペインの現首相のフルネームはホセ=ルイス・ロドリゲス=サパテロです。ロドリゲスが父方の、サパテロが母方の姓です。
いつも拝読させていただき、佐々木さんのポジティブなエネルギーをewomanサイトやブログの文面より分けていただいています。ありがとうございます。
私はここ数年夫婦別姓であることの必要性を、湧いてくる実感として持っています。仕事をしていくうえで夫とは異なる一個人であることは基本中の基本として持ちたいスタンスです。また現在夫婦で自営業を営んでいますが、家業ではなく、社会的存在としてこの事業を今後育てて行きたいと思っている今、夫婦同姓であることが対外的にどうしても邪魔をしてくれることがあります。
法制化に期待しております。戸籍でも認められ社会全体が共通の認識を持つことは大変大事なことだと感じます。そしてやはり、さかのぼって別姓を選択できることも認めてほしいものです。