8月30日
選挙は、大切な日です。当日がダメでも、事前に……▼
不在者投票ができますし、ぜひ投票をしてほしいと思っています。衆議院選挙だけでなく、「国民審査」もありますし、横浜では市長選もあります。
自分の一票を、どのように使うか。マニフェストで比較するのは大切なことなのですが、私は今回一つ、ポイントを絞って考えています。
「どうしたら、新しい視点が、今までの政治に加えられるか」です。
よりよい政治をする、つまり、より良い政策をつくっていくためには、まずは多様な人の視点で政策が提案されるといいと思っていますが、そのために、現在の官僚がもっている情報やデータ、しきたりや習慣が、一度公が知ることができるようになって見直されることが大切だと思っています。単純なことですが、情報が公開されれば、より多くの人の知恵も、視点も、加えられると考えるからです。それで初めて、多くの議員も、私たちも、同じ土台で、ディスカッションができます。
始めからいいアイディアは出ないかもしれないし、不慣れなら、慣れるまでぎこちないこともあるでしょう。しかし、それは、力のある人ならば時間が解決することが多い。
私が、政治だけでなく、会社経営も、意識してきているのは、新しい視点を取り入れること。たとえば組織の中の流動性が弱まると、自分の周囲の人の考え方や選択肢が似てきてしまう。よってそれが「多数」だと感じるようになる。これは危険です。常に多様な視点で頭をストレッチできるといい。
今回の選挙は、そういう意味では、今までのしきたりなどにより閉ざされていた情報が公開されるための、変化となればと期待しています。
また、信任したくない最高裁判事に×をつけることができる「国民審査」が、同じ日にあります。
以前も書きましたが、「
一人一票」が実現できていないという事実があると知りました。一票を入れても、半分としてしか数えられないなんて。そんな点も、考える視点にしたいと思っています。
ちなみに、横浜市では、市長選も行われます。林文子さんも立候補されました。私にとっては、今住んではいないものの、横浜は生まれ育った故郷。中田市長後の横浜のさらなる前進、注目しています。
つまり8月30日は、自分の考えを、投票という形で表現するときです。ぜひ。
Posted by kaorisasaki1 at 23:19│
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マスコミの影響もあり、どちらかといえば民主の風・・・ でも、冷静にこれからの日本を考えて投票したいと思います。今回ばかりは重みのある1票です。
結果的には、欧米と違い、倹約・貯蓄を美徳とする日本人に合わず、消費が貯蓄に転じ、企業の業績が伸びず、
法人税、所得税、年金、保険の税収がへり、財源がなくなり、年々借金が増えています。
今凄いのは、個人の預貯金、1500兆円を国の借金、約900兆円が追いかけている事です。
個人の預貯金は、虎の子でこれを有効活用する方法がベストだと思います。
倹約・貯蓄好きの日本人に有効活用するのは、どうしたらいいのでしょうか。
また、こうした発想が与党にちかい、自民・民主にないのが不思議でなりません。
日本の政治家で若いときにマリファナ、覚せい剤を吸った経験があり、選挙に当選する人は、いないと思います。まして総理大臣に選ばれるのも世論が許さないでしょう。
これだけの文化の違いがあります。
また禁煙を日本でも盛んに推し進めていますが、結果起きているのは、各種、麻薬の浸透です。
結局、言いたいのは、単純に外国の真似をしても、合うこと、合わない事があるのです。
日本では、高齢者や子供は、現役世代が支えるという文化がありました。これが欧米の文化から、個人責任になり、消費税が導入されたのです。
アメリカは好きな国ですが、行ってみて驚いた事は、
喫煙に関して厳しいのですが、マリファナに関しては、寛容ということです。もちろん刑法に違反しますが、その罰が甘すぎます。
歴代(現もですが)大統領も多くが若い時期のマリファナ経験を告白しています。
また、肥満に関しても、日本とは比べられないくらい酷いと思いました。
日本人は、アメリカン人より、はるかに健康で長生きしているのに、何故、禁煙を学ぼうとするのだろうというのが、大きな疑問でした。たしかに喫煙は他人に迷惑をかけるのでよくないのですが、マリファナなどよりは、良いと思います。
やはり、消費税は、日本に適していないと私は考えています。
自民・民主とも基本的には、消費税増税だと思います。
結局、この考え方の基本は、
高齢者の福祉、社会保障は、高齢者にして欲しいという事だと思います。
年金生活者は、特に税金を納めませんので、消費税の形で税を納めてもらい、そこから、医療費・年金などをだします。
これがベースと思います。
ここには、欧米の真似が入るのですが、それが日本に適さない可能性が高いと思います。
最近は福祉の話しばかりですね。
高齢者が増えているので、仕方ないのかもしれませんが。
フライングかも知れませんが、「フリーランチはない」という考え方があります。
ただ、よく考えれば、昔の日本は、自分のフリーランチは、当然ない上に、子供、親の面倒をみる(フリーランチを提供する)労働者ばかりだったと思います。
そこに、日本の復興や、世界の中での価値が生まれたのかもしれません。
外国の方と違い、日本人が多く労働に自分の価値を見出すのは、独特のアイデンティティかも、知れません。
しかし、現状は、椅子とりゲームになっていると思います。
少子化の大卒生が、100社以上に、応募するなど、
努力して仕事を見つける以前の問題があると思います。
アイデンティティは自信の1つだと思います。
もっと日本人が自信をもって生活できれば、いいですね。