2009年02月27日

不登校

 中教審初等中等教育分科会の第5期が始まりました。……▼
その一つのアジェンダが、不登校の子どもたちのことです。これから2年間の委員会で、4つ大きなアジェンダがある、そのひとつ、ということです。どのように進めていくのか、役に立つ議論、提案をつくる必要があります。
 不登校とは、年間30日以上、学校に出席していない子どものことをいいます。理由は様々です。ある専門家によると、「今の社会の中では、家庭環境にかかわらず、どの子にもおきる学校に行かないという現象。それを学校教育の中で、どのように対応するのか。事前に指導するのかを考える必要がある」とのことです。
 そうだろうと思います。社会が、子どもたちをどう育て、守り、元気づけるのか。この課題を考えていきたいと思います。

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この記事へのコメント
数人の心の専門家(カウンセラー)を各学校へ配置してほしい。それも毎日勤務で。
一校にひとりのスクールカウンセラーでは足りないのです。
スクールカウンセラーは忙しすぎます。予約も取りにくいです。
親も子どももすぐに相談できるような環境を、整えてほしいと思います。


Posted by ゆみ at 2009年03月10日 23:45
かつて受け持った不登校の子どもは、卒業後まめに電話で近況を教えてくれるようになりました。しかし、嬉しい話ではなく…彼女の心の叫びは、身近な家族には受け止められず、好き勝手にやっているそうです。友達にもわかってもらえない。その内容に耳を傾けるのに正直私の心も疲れ果てています。…大人が子どもの味方に、きちんとなれる世の中にしたいです。大人同士も、仲良くできているでしょうか?
Posted by 9353 at 2009年03月10日 21:24
子どものことを信じて待てる、寄り添える、そんな大人として教師自身が人間的に成長するしかないと私は思います。
もし参考にできるものがあるとすれば、生徒を命がけで救ったことのある教師の姿ではないでしょうか。現場の教師の声です。
子どもは機械でもロボットでもありません。
我が子が不登校です。教師たちに早くこれに気が付いてほしい、心から思います。
Posted by ゆみ at 2009年03月05日 22:52
基本的に、いつの時代も、環境の良い家庭と悪い家庭があります。結局、悪い家庭環境、(特に精神的に)の子供対策を考えれば、良い家庭環境の子供にも対応できると思います。
教育者や専門家は暇なので余計な事を考えますが、これが集中を欠き、結果的に被害を被る人がでてきます。
ゆとり教育や、逆に今の無茶な計画もそうだと思います。
義務教育は、全ての子供にチャンスを与える場なのだから、悪い家庭環境の子供に集中して話しを進めればいいと思います。そうすれば、必然的にボトムアップができるでしょう。
Posted by あの at 2009年03月01日 20:59
国の委員の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいです。陰ながら応援しています。

不登校の経験者やフリースクールの指導者の方に直接話を聞いて、なぜ行けないのか、声をちゃんとまとめた研究があるのかなと思いました。ひとそれぞれとはいえ、傾向やパターンが見出せるのではないかと思いました。
Posted by APRIL at 2009年02月28日 09:27