2008年10月20日

なぜ、生きる力が身についたのか

 今日、ある会議で、「生きる力」は、どのように身につくのか、という話が出ました。……▼
 私が、高校からアルバイトを始めた話を聞いた方が「生きる力があったんですね」と言われたことがきっかけで始まったのですが、いったいどうしたら、「生きる力」が身につくのか。どういった刺激や環境で、生きる力が身につくのか。
 私自身、もし私に、その時に生きる力が身についていたとしても、その理由は明確ではありません。自分で自分の人生を作っていくという意識が、高校生の時に芽生えたのでしょうか。ただ一方で、なぜか親であっても、あるいは、将来の夫であっても、友人であっても誰かに頼って、誰かに養ってもらって生きることはないだろうと、感じていたことは、覚えています。
 自分でなんとかしていこうと考えたことが、生きる力の源なのでしょうか。その力が役に立つならば、それは、子どもたちに伝えていきたいと思います。自分の力で生きることから生まれる、自由度のある人生を体験する機会を増やす、という方法で。

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この記事へのコメント
かんちゃんさんへ
申し訳ないですが、今思い出してみて、何で読んだのか思い出せません。本か雑誌、または彼のブログあたりだと思います。いい加減な情報ではなかったと思います。
思い出したら、再度書き込みます。

ただ、事件の前後を含めて、実家に帰ったり、両親と会話をするような事は、ほとんどないようですね。
(父親はテレビに出たりしていますが、ホリエモンと関係なく行動しているようです)
他人事では、ありますが、あれだけ世間を騒がせた事件なのですから、実の親ぐらいは、面倒をみてもいいと思いますね。(世間からは厳しく批判されてますからね)
もしくは、ホリエモン自身が、拒絶しているのかもしれませんね。寂しい日本の話しですね。
Posted by よしだ at 2008年10月28日 02:07
よしださん

>>彼は、実家で両親が機嫌が悪い時に必ず、庭の木に縄で縛られたそうです。本人の行動に関係なく、親の機嫌が悪いだけで、

これは事実でしょうか? ソースは?
私も似たような環境だったので、こう言ったような書きこみを見ると、どうしてわかるんだろうと思いますし、事実は本人だけにしかわからないのに・・・と思います。
Posted by かんちゃん at 2008年10月27日 13:19
はじめまして。はあとふるです。
この生きる力論の前にあるこぼれ話を披露します。
ずっと昔、ある編集部で記者だった私は、当時佐々木さんの主宰していたNAPWだったかな?の会員でした。ですから、国際女性会議にも参加したことがあります。
ですが、そこで集った女性たちには弱者の苦しみは理解できないで、見えないグラスシーリングの話の世界の女性たちだと痛感して脱会。その後、私は男子3人を女一人で12年かけて育て上げ独立させました。母子家庭時代の後半で独立起業して、「Mami's LOHAS」(個人が年収300万円で心豊かに生きられる社会を創ること)を理念にして社会起業家を目指し、現実と戦っています。こんな自分ですから、ミリオネラーの人との考え方は全く異なります。
以下が日本の現状です。1)1日2、300円で生活する若者は漢字で満足に地名を書けません。2)離婚して自分で子供を育てられなくなって幼児虐待する母親は子供を捨てて孤児院に預けています。3)自傷行為や引きこもりに走る大人・若者たち、、、、
佐々木さん、悪いですが、これらの人達の生活苦や悲しみが分かるなんて絶対発言しないで下さい。
年金・医療・介護が崩壊しています。私は「日本人の」「日本人による」「日本人のための」政治や新しい社会を創ることを提唱しています。日本を救いたいから「Mami's LOHAS」を広めたいのです。これからは国家・法人・個人が生き残りをかけて戦国時代ですが、皆さんには1番重要なのは何かと考えて欲しいものです。このままなら日本も世界中、人類の生存自体本当に危ういと知覚しています。

**メルアドのheartful.me=わがままだけれども、誰にでもある私を幸せにして、という意味です。

               はあとふる
Posted by はあとふる at 2008年10月26日 14:09
現実的には、公教育で、社会生活の基本を教える事が必要かもしれませんね。
私が小さい時、歯磨きの仕方を習いました。今は、もっと日常生活全般や、社会に出た時の社交性の大事さなどを教える必要があるのかもしれません。
現代は、核家族化が進みすぎて、良い家庭に生まれないと、一般常識さえ学べないからです。どんな家庭に生まれても、社会に出て最低限、必要なマナーなどを学校の教科や教科書で教える必要があるかもしれません。
ただ、公教育のレベルが下がっているとも聴くので心配ですね。
とりあえず、私の個人的な意見の書き込みは減らしていこうと思います。
Posted by よしだ at 2008年10月22日 12:27
「生きる力」、私も身につけたいですし、こどもにも身につけていって欲しいと思います。
人は他人の協力なしには生きられないですよね。
何かをしようと思ったときに賛同してくれる人が多ければ大きな後押しになりますが
逆に反対する人が多ければ、思うようにいかなくなります。
でもどんな時でも「自分はこれをやり遂げる。」という
精神的にも物理的にも他人に依存しない覚悟をもって努力するのは難しいことですよね。
思うのは簡単でも、それを通せる人はあまり多くないと思います。
ただ「自分」しか考えないならば「生きる力」にはなりませんよね。
自分で自分を確立していこうという気持ちと、周囲に感謝する気持ちの
両方がきちんと成り立った時に「生きる力」になるんじゃないかなと思いました。
Posted by おさく at 2008年10月22日 11:54
最近、秋葉原でおきた事件も加害者は、大学まででており、犯行の直前まで、仕事をしており、正社員になる事を夢見ていました。少なくとも人並み(もしくはそれ以上)の努力もしているし、親の助けを最後までかりず、何とかやっていたのは事実です。
ただ、テレビで見る限り、不幸な事ですが、家庭環境があまりに酷かったのではと想像します。もう少し、成熟した親に育てられていれば、逆に世の中に貢献できる人間に成長した可能性もあると思います。
上記の2人に自立心があり、努力家であった事は事実です。しかし、不幸な結果を招いている事も事実です。それは経済力などよりも大事な人を信頼できるという安心感がなかったから、ではないでしょうか。
こういう事を佐々木さんのブログに書くのは、おかしいのですが。各家庭を教育・指導する事は、今の日本では、できません。ただ公教育では、多少のチャンスはあると思います。またこちらのブログを見る方は前向きな人が多いと思い書いています。
Posted by よしだ at 2008年10月22日 10:52
ジュエルさんの回答になるかわかりませんが。
まず、はっきりしておきますが私は佐々木さんを尊敬しています。現在の経営者の中では、非常に珍しく。世の中をフラットに考えられて、また世の中に良い影響を与えられる稀有な方だと思います。また政府の教育関連にも参画されているので、こちらに書き込みをしています。今の日本のように家庭力が弱った場合、おそらく公共教育が生命線と思っています。佐々木さん以外のブログにこんな面倒な事をあえてしようとは、思いません。意味がないからです。
ただ、これからは、ここへの書き込みは、ひかえていこうと思います。円卓会議に投稿するかもしれません。
例えば、ホリエモンなど解りやすいと思いますが。非常な努力家でもあり、才能もあります、また自立心にあふれた人間です。彼も子供のころ、経済的に貧しい生活を送っています。彼の一番の欠点は、やはり人間性であると思います。お金しか信用できないというのは、自立心だけでは、社会生活ができないという事ではないでしょうか。
彼は、実家で両親が機嫌が悪い時に必ず、庭の木に縄で縛られたそうです。本人の行動に関係なく、親の機嫌が悪いだけで、毎回長時間、木にしばられるのは、私も想像できませんが、精神的に非常に厳しいと思います。彼も若い時からアルバイトをして、東京に出てきて、上場企業まで作っています。ただ惜しいのは、彼が貧しくても、もう少しまともな環境で育っていれば、ライブドアももっとまともな方向に進んだと私は想像します。
Posted by よしだ at 2008年10月22日 10:51
 佐々木さんの発信するものからは、いつもwin-winの姿勢がにじみ出ていて、それは、人と人とが支え合うということですよね。だから、こんなに魅力的。甘えた依存を良しとはしていないということなんだなぁと、「依存」で生きてきた私は、小気味よく感じています。
 そして最近感じているのは、どんな環境やどんな状況の中でも、自分ができることを見つけて自分で選択して進んでいくことが大事なんだということ。病気でも、経済的苦境でも、どんな環境でも、その中で、どういう心境をもつかは、最低限自分で選択できるはず。その心境が、次なる環境を引き寄せる、そう感じています。
ただ、戦時下のような時、自分はこんな風に開き直れるのか・・・。それでも、自分の心の王国は守れる自分でありたい・・・なんて時々考えてみます。きれい事だけどきれい事を越えたいです。
Posted by ななしのごんべい at 2008年10月21日 21:54
「よしだ」さんに質問ですが、
常に前向きに生きてきた、
また努力して前進しようとする意志を持っている人に、
とある方の「する行動、しない行動」のために、それが出来ない環境となり、全てがストップしてしまっていることをご理解されていないのだと思います。
人としての順序がやはり違っています。


Posted by ジュエル at 2008年10月21日 21:52
苦しい時、何かに立ち向かっていかねばならない時、やり場が無いほど悲しい時・・・そんな逆境を乗り越えた時、自分の生きる力を感じると同時に「皆から生かされている」という感謝の気持ちが湧いてきます。
生きる力を自身で持つことも勿論大切ですけれども、色々な人に支えられて生きている、と実感できることもまた幸せなことだと私は思います。
佐々木さんは私と違い、強い女性という印象がありますが、そんな佐々木さんでも「沢山の人に支えられて生きている」と実感したことはありますか?
Posted by まつこ at 2008年10月21日 20:11
佐々木さんがおっしゃる「生きる力」良く分かります。どんな環境にあっても自分の力で生きる。それは家族や他人に助けを求めない事ではなく、助けは借りるけれど、道を切り開くのは自分、ということでしょうか。人間は一人では生きて行けないけど、自分の人生を生きるのは自分しかいないんですよね。
私も小さいときから誰かに頼って生きようと思った事がなかったので良く分かります。
でも、ここ数年、自分の力ではどうしようもないことがある事が良く分かる体験をしました。私は13年前にクリスチャンになったのですが、自分を中心とした人生設計ではなく、神を中心とした人生設計に変えたとき、本当に生きる力がみなぎってきました。(カルトみたいに聞こえたらゴメンナサイ!)神は私たちに命を与えてくださいました。その命の源に帰ることが、いちばんの生きる力になるのだと思いました。
Posted by わかこ at 2008年10月21日 17:09
佐々木さんを、尊敬していますので、あえて書き込みますが。
佐々木さんの活躍の中で経済力以外で、親御さんのご協力なく、できた事は、どれぐらいと思いますか?
お子様を育てられるのに、親御さんに全く頼らず、佐々木さんお1人でできた事は、どれぐらいあると思いますか?
経済的なバックアップがなくても、精神的に学校への進学などに反対などされた事がありますか?
高校・大学にいけずに通訳や起業などが可能でしょうか。
今の家庭内では、平気で殺人などおきてしまう状況です。テレビにでるのは、例外という人がいますが、私は氷山の一角だと思っています。そういう環境の人は、努力自体ができないであろうし、社会は、そういう人を見捨てています。
本来は、もっと社会的に誰でも努力できる環境や努力できる幸せを考える時期だと思います。
Posted by よしだ at 2008年10月21日 08:51
世界的にみれば、努力する環境すら持っていない人の方が多いのです。
今の日本では、「努力する喜び」などの基本的に事を理解する事の方が大事であると考えております。
Posted by よしだ at 2008年10月21日 08:36
個人的に「生きる力」というのは、「自由な努力ができる環境があるかないか」だと考えております。
とくに佐々木さんを批判するわけではありませんが。
今の日本では、一般的に、経済的に苦しくとも、親の職業が何であれ、男性でも女性でも、義務教育さえ終われば、個人の力で高校・大学・仕事などに努力=活躍できる環境があると思います。努力するのは、実は大変ではありません。努力する環境がないのが大変なのです。
例えば、戦争の混乱などで中学校でさえ、卒業できず還暦をすぎてから、中学校卒業などをされる方もいらっしゃいます。いやいや学校に行っていた人には、想像できないと思いますが、「自由な努力ができる環境」というのは、とても重要な事です。
今の日本にある大きな勘違いは、「努力できる事が当然」という考え方だと思っております。努力をすれば世の中の事は大抵できます。結果、「自分は、何でもできる、何をしてもいいのだ」と勘違いしている人が増えている気がします。
現代の家庭内の異常な事件や、学校、職場での異常な自己主張、モンスターペアレンツや、パワーハラスメントなどは、その象徴と思います。
リーマンの元CEOが50億円ほどの年収を貰いながら、自己責任を認めず、政府を批判したなど、努力さえすれば、何をしても言い、何を言っても言い、こういう発想が実は、今一番危険なことと考えております。

Posted by よしだ at 2008年10月21日 08:32