2007年12月27日

季節感

 年末に近づいているというのに……▼
実感がありません。毎年、年末年始の「体感」が減ってしまっている気がします。仕事をしていると、毎日の様子が、変わらないのです。
 子どものころは、年末になると、家族で大掃除をしたり、おせち料理の準備をしたり、年の瀬の賑やかな街を楽しんだりしていました。年が明けると街は静かで、おせち料理を準備した意味もわかり、清らかな気持ちになったものです。今は、お正月の1月1日からスーパーも、レストランも開いていて、コンビニも日常と変わらず。自宅でお正月の飾りつけをしたり、お雑煮を食べたりすることで味わう程度です。
 年末年始に関係なく、食べ物も、旬がなくなってきました。いつでも季節に関係なく野菜や果物がある。この季節だからこれがおいしい、とか、これはまだない、とか、そんなことも、本当は楽しみたい。
 だからこの年末年始から、「季節を体感する」「旬を味わう」を意識していきたいと思います。日本文化を作ってきた四季を楽しんで行きたいと思います。
 

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この記事へのコメント
私も年々、年末感が薄らいでいたのですが、今年はいつも
以上に年末感がありました。それというのも会社の大掃除
がいつも以上に大掛かりだったからです。
会社の床のあまりの汚さに社長が怒り、しかも、秘密保持
上から自分たちでワックス掛けまでしろと言ったからです。
使い慣れない電動ワッシャーで壁に穴を開けたり、ワック
スはがし剤でかえって床がまだらになったり...。
それでも、みんなで汗を流して、きれいになったのかどう
かわからないながらもなんだかよい年末でした。
Posted by みいにゃん at 2007年12月29日 14:47
ここ山形は、昔から、四季の移り変わりがはっきりしています。幼いころに、夏の暑さで美味しさを蓄えたスイカを水に浸し、塩を振って家族みんなで頂き、冬になれば、どか雪を待っていたかの様にかまくらや滑り台を作り、季節を楽しんでいたのです。佐々木かをりさんのブログを拝見して、ふっと思い出しました。地球の歴史にも四季があると言われます。この時代に、青く少し赤みを帯びた本来の地球を見つめ、春を迎える様に、清清しい未来に心を馳せてみる。"日本文化"にヒントがあると私は感じます。その第一歩が日本の伝統食ではと。なぜなら、私達は食べたモノの影響を受けていると思うのです。そして、大切な事(メッセージ)を伝えるために用意された、言葉や感性(言霊・数霊・色霊)にも感謝して。今日も小さな子供達の心と身体を育む食事のあり方を伝える、私の活動に、佐々木さんパワーを、また頂いた気がしました。 
Posted by まさこちゃん at 2007年12月28日 09:54
「季節を感じる」
とても大切なキーワードだと思います。

お正月、少し面倒に思うときも、実家で家族で過ごすようにしています。

今年も祖母の作ったバラ寿司とご近所様にいただく黒豆を心から楽しみに明日、帰ります。
あったかいお正月に、少し不安を感じながら・・・。
Posted by みかん at 2007年12月28日 09:09