広島平和記念資料館
今日は、講演の後、会場の隣にある広島平和記念資料館に行きました。……▼
恥ずかしいことに、初めての訪問でした。原爆の恐ろしさも、背景も、ある程度知っているつもりでしたが、亡くなった一人ひとりの「その時」が見える形の資料館は、心にしみました。
入り口近くにあった、防空頭巾の展示に、白い、細い糸で、「マサフミ」と名前が縫いこんでありました。それを見たら、母親が、子どものために、名前を縫ったんだろうな。どんな気持ちで、戦争を迎えていたのだろう、この母親とマサフミ君を想像し、涙が溢れました。お母さんの姿や、マサフミ君の顔が、見えてくる気がしたからです。
溶けて落ちた指の展示、なくなった女子中学生の服、黒焦げのお弁当箱、そして、戸惑い歩く人々の写真。
「出来事」としてではなく、「人の痛み」「人の悲しみ」として事実を見たとき、私の心は震えました。
今日は時間が足りませんでしたが、今度は子どもたちと、ゆっくり訪れたいと思います。
ただ一つ、とても、残念に思ったことがあります。それは、この場所が、「資料館」であり、原爆の怖さを国外にアピールする展示になっていないことです。基礎知識が少ない人に、どれだけ、この怖さが、過去のものではなく、今も続いていると知らせることができるのか。20万人もの人が、こげて、溶けて、苦しんでいったことを、どのくらい伝えることができているか、というと、あまりに控えめすぎる展示、説明、英語表記だと思いました。
海外の人たちに、それも、あまり原爆を知らない人たちにアピールするためには、資料を展示することにとどまらず、コミュニケーションの工夫がもっとあってほしい。そう思って、なりませんでした。
今日は、いい日でした。朝、広島の元気なお母さんたちの前でお話しができ、午後は学びのときでした。こんな時間が出張先でとれたのは、初めてのことです。ありがとうございました。
Posted by kaorisasaki1 at 18:55│
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こんにちわ。
元気の出る講演有難うございました。
私は、この5年余り、下り坂を 必死にしがみ付きながら
生きていました。時間も長いしエネルギーも消耗してました。
それが 仕事も個人で頑張ってみようと いう時に 佐々木さんの講演に巡り会ったのです。
約束を守る!! この基本となるキーワードはとても心強かったです。自分が主役→解っているのに 何故出来ていなかったんだろう??でも 今日から私は変わる^^と 勇気を頂けました。
アクションプランナー・・早速注文しました。ワクワクしています。
イー・ウーマン を 日々チェックさせてもらいます。
とても 素敵な出逢い 有難うございました。
私の祖母は、原爆を投下される前日に疎開した驚きの過去をもっています。ですから、もし疎開していなかったら・・・と思うと、自分が今この世に生きていることだけでも、本当に不思議な気持ちになり、また、命の大切さを思い知らされる思いです。
今、自分が平和な中に生きていること、当たり前のことにしてはいけないと、心から思います。
私にも子供がいますが、もう少し大きくなったら、また資料館を訪ね、原爆の、戦争の恐ろしさを語り継ぎたいと思っています。
講演ありがとうございました。先々週頃から佐々木さんづいているのです。意識しているわけではないのですが、TVを見ても、HPを見ても、本屋さんで雑誌をめくっても佐々木さんにやたら出会っていました。佐々木さんの言葉に押されてとったアクションのおかげで探していた股関節の先生と巡り合えた上、まさか講演という形で佐々木さん本人ににこんなに早くお会いできるとは思ってもいませんでした。翻訳の勉強を細々としていましたが、講演を聴いて今までの甘さを反省し、選んだことに全力を尽くそう!と心しました。
原爆資料館に行かれたのですね。私は子供の頃行ってそれっきりになっていました。講演の行きかえり、外国の方とたくさん通りかかりました。アピールできるコミュニケーションの方法、英語表現確かに必要なのでしょうね。
追伸、10時に寝てみたら4時に目がさめました。
広島での講演会に参加しました。
超ポジティブな佐々木さんとお会いすることが出来、自分も超ポジティブだったことを思い出しました。
以前win-win対談の中で、江端貴子さんが小学校時代、先生から「周りが放っておけない人」といわれたお話をされていましたが、佐々木さんもきっと「周りが放っておけない人」なのでは!?という風に感じました。
なぜなら、常に前へ前へと一生懸命生きている方は、その姿だけで見ている方にパワーを振りまいているからです。
楽しい講演をありがとうございました。
今より成長した自分で、またきっとお会いできることを楽しみにしています。
講演会に参加した者です。今まで佐々木さんのことを知らず、今回の講演会にも全く期待しないまま参加していたのですが、本当に、おおげさではなく、この日は人生のターニングポイントになったように思います。本当にありがとうございました!
「夫が失業した、私が働かないと。子供が小さいのに、なぜ守ってもらえないの?」と、毎日鬱々して行動しなかった自分。
でも、佐々木さんが講演なさっているその時間のうちに、私はどんな仕事がしたいのか、どんな生き方がしたいのか、イメージがせきをきったようにあふれてきました。私は私が幸せにするのですね。行動しないと。ああ、仕事を早く始めて多くの人から小さなチャンスをたくさんキャッチしたい。佐々木さん、ありがとう!言葉では言い表せないほど感謝しています。
さっそく、アクションプランナーと手帳術の本を注文させてもらいました。私は自分の人生の脚本を書きます。
こんばんは(^^)私は広島生まれ広島育ちの人間ですが,この夏初めてこれまでの平和ボケな自分に気づきました。(恥ずかしながら・・・)広島長崎の被爆の惨状に加え,現在に至っても一生涯消えることのない心の痛みとはこんなにも辛く,悲しませるものなのか。「人の心に触れる」ということは,こんなにも人に考えさせ,気付かせ,そして人を動かすほどの言葉にできない重みがあるのだろうかと。
それは,映画「ヒロシマナガサキ」との出会いでした。
この映画が語るものは,“人の命の重み”だと私は思います。機会があれば,ぜひ御覧になってみてください。心で思っているだけでは,相手に伝わらない。地道な活動であっても,少しずつでも行動していかなければ変わらない。自分なりに,できるところから勉強しながら,一歩一歩前に進んでいければと思っています。
それでは,また時々ブログ覗かせていただきます。
佐々木さん、被爆3世として、資料館に行っていただいたこと、とても感謝します。
まだ資料館でしかあり得ないのは、まだ本当の意味で終わっていないから、どこまで影響が残っているのか分からないからですよ。
被爆者の祖母は、62年経っても、原爆症に悩まされているのですよ。そして母も、原因不明の貧血症で2度、入院しました。
母の貧血がどこまで、被爆者の祖母の影響を受けているのか分かりませんが、原因不明の病気というだけでも十分、家族はおびえています。もちろん、自分にも何かあるのでは?と思わざるを得ないときがあります。
原爆の怖さは、本当にまだ続いているのですよ。だから、原爆の怖さは、あの日の瞬間だけをアピールしてもしょうがないのですよ。被爆者、被爆2世、3世はそのことをイヤというほど、感じています。
だから、もっと知ってください。そうでないと間違ったアピールになってしまいますから。。
私は広島平和記念資料館内でピースボランティアでガイドをしているものです。
昨日、来られていたとは知りませんでした。来ていただいて、本当にありがとうございます。
いただいたアドバイスをしっかり受け止めて、館内改装のおりに提案してみたり、今後の活動に生かしたいと思います。
今度は是非ご家族でいらしてください。
昨日はたまたま仕事を休んで、資料館の向いの病院におりましたのに、午後寄ればよかったです。残念でした。
お会いできる日を楽しみにしております。
今日は、ありがとうございました!
私は学生の時に母になりました。
そういえば主役の座を譲っているときは、ストレスがあったかも(笑)と思い返すことができました。
元気な佐々木さんに出会えて、とっても元気になりました!
今ならなんでもできちゃう気がします☆
資料館、もう一度行ってみます。
生の佐々木さんのお話が聞けて、感謝感謝です。
男性でしたが、そんなの関係ねえ!!一番前の席で拝聴させていただきました。
小さい頃のお話、小2のお子さんの話・・・・・飾らない生身の佐々木さんのお人柄に敬服いたしました。
1、net×work=役に立つ人脈。
2、前向きな人と毎日会い続けると、細胞エステ→全身フルチャージ。
3、I statement.自分で考え自分で選び自分で行動する。
ホント今日は佐々木さんから勇気+希望+パワー+癒し+笑顔をもらいました。
私事、家内が自宅でCafeを始めまして(2年目)
今は、平日の夜と休日はサポート役に徹しています。公私共に充実しております。そして夢は毎日大きく膨らんでおります。
ブログにも佐々木さんのことを書かせていただきました。
では土曜日のお坊ちゃんの運動会を思い切り楽しんで下さい。
講演ありがとうございました。
ジェットコースターでいうと、じわじわと登っているところの私です。(自分で登っていると思っているだけかもしれませんが)(笑)
“自分が幸せだと人にも優しくできる”私もまさにそう思います。そう思って生きてきました。
もう一度その気持ちに返り 全力でがんばります。
ほぼ同世代の私です。佐々木さん ありがとうございました。
講習をうけたものです。あの後すぐ帰られたのだろうと思っていましたので資料館に寄ってくださったこと嬉しく思います。私はは何度も資料館に行っているし、細かい説明文を読むのが苦ではないので展示の仕方とか控えめすぎる展示なんて思いもしませんでした。なるほど外国の方には説明が足りずに日本人ほど心に響かないのかもと思いました。たくさん外国の方が来られるのでもったいないことですね。伝えたいことは心をつくして丁寧に言わなければなりません。今回のことのように私の感受性が鈍くなっているのかと愕然としました。割と熱い人間でなぜ?と疑問に思うことが多いと思っていたので・・・日常の中に大切なことがいっぱいあるような気がしました。
今日の講演会に行けた幸運者です。
会場もほぼ満員で広島にも佐々木さんのファンが多いんだととてもうれしくなってしまいました。
講演の中で、チャンスは人が運んでくる、大切なのは人との約束を守ること、人生リスクをとる人ほどアップダウンが大きい等など心に留めておきたい事ばかりで、まだまだお話が聞きたくて、まだ終わりませんように・・・と時計を気にしながら聞いていました。
来年、ぜひ胸を張って国際ビジネス女性会議に私も参加できることを目標に、今日伺ったことを実践してみます!
ありがとうございました!!
記念館へ行かれたのですね。
広島県出身の私にとって、何度か訪れたにもかかわらず、そのつど胸の痛みと、戦争とは?平和とは?と考えざるをえない場所です。
タレントで米国人の弁護士のK氏がTVで「僕はいったけれども何も感じなかった。」と発言しているのを見て大体のアメリカ人はそいいう感覚なんだろうとあらためてがっかりしました。
米国でも記念館にある写真の展示会をしようとすると、必ず、じゃまが入り中止に?私の知る限りではなります。
どちらが戦勝国というのではなく、人類として知っておくべきことなのに・・・残念です。