2つの事件
アメリカの大学で起きた事件と、長崎で起きた事件。……▼
たてつづけに報道2つの事件は、背景が全く違うのにもかかわらず、共に「銃」が関係することで、重なり合いながら、大きな衝撃となりました。長崎市長、そして、32名の犠牲者の皆さんのご冥福をお祈りします。
アメリカの大学での事件は、人種に関係なく、犯人個人の問題として捉えられ、同時に全員のこととして解決策が練られることを願います。
以前アメリカ、ワシントンDCのラジオ局でインターンをしていたとき、レーガン大統領が撃たれました。ワシントンDCは、当時、人口の80%が黒人でした。そのラジオ局も、ほとんど全員が黒人。犯人がわかったという報道をうけると、黒人の何人かが私に駆け寄ってきて「かをり、黒人じゃなかった。白人だったんだよ」と一生懸命話ました。一瞬何のことかと思いましたが、多くの人が、犯人は黒人だと想像していたのです。そして、黒人たちは、祈るように、黒人でないことを願っていた、ということです。差別を受けたり、偏見を受けるというのは、受けたものの方が敏感に感じます。アジアの人たちが、今までどおりに生活ができるアメリカ社会でありますように。
Posted by kaorisasaki1 at 22:48│
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長崎市長の銃撃事件は僕の地元・広島でも大きな衝撃を受けました。
核のボタンも銃の引き金、そのどちらも何ら変わらない。無益な暴力で撃てば命が失い、撃つことに人はすぐなれてしまう。
今回の事件は人の弱い部分が間違った方向へ走らせたように見えて残念でもありもしかしたら自分達もいろんな感情が混ざって「撃つ」側になるときがあるんじゃないかと思うと怖い気もします。
バージニア州の事件、、32人に被害者が出たことを知り、本当にショックです。一人の人間が銃であっという間の時間に32人の命を奪ってしまった。。そして、その容疑者も自殺したとのこと。被害者のご家族の怒りはどこへ向かっていいのやら。。心苦しいばかりです。
その韓国人の容疑者は、アメリカでの生活でかなりのいじめにあっていたようすですね。おとなしい人だということだったので、怒りを心の中にしまって、ためていってしまったのでしょう。精神病院にまで通っていた様子。
「隣人を愛しなさい」と聖書で言うとおり、身近にいる人たちをもっと思いやりあえたら。。と思います。自分のことばかりしか考えない世の中になり勝ちですが、新たな同じような事件が起きない様に、横にいる人を思いやれる心の余裕を持てたらと思いました。
こんにちは。LAビジネスウォッチャーズのCHARLIEです。
バージニア州で発生した大学内の事件はアメリカ中がショックを受けました。私も韓国系アメリカ人が偏見や差別の対象にならないことを願っています。
また寄らせていただきます。
昨日の銃を使った犯罪、2件続いた事で、とても衝撃を受けました。一夜明けて、長崎市長はお亡くなりになった事、米国の大学での発砲事件は、犯人が韓国出身の人であることを知り、また、がっかりしました。長崎市長については、平和社会の実現に大きく貢献していらした事を後で知り、心からご冥福をお祈りしたいと思いました。
ヴァージニア州の事件については、「アジア系」の犯人と聞いたときから、「日本人でなければいい」と願っていました。そして、日本人でなかったことを知ると、「良かった」と思いました。
でも、改めて思い起こしてみると、イギリスで学生生活を送っていた時、私は、中国人や韓国人、香港人(?)と似ていると思われていました。日本人は、欧米の人にとっては、アジアの一員。今回、韓国の人たちが受けた衝撃は、人事ではないと、改めて思いました。