2006年09月18日

敬老の日

 母は、つねに、私をサポートしてくれています。本来なら……▼
のんびり過ごせるはずの人生の後半なのに。好きだったダンスも、キルティングも辞めてしまい、私の家のすべてを、見ていてくれています。早朝から、夜遅くまで毎日家を守ってくれているのです。子どもたちのエネルギーにも振り回されながら。それも、「あなたのためじゃないのよ。あなたの2つの会社で働く人たちのため」と。 
 感謝、感謝なので、彼女が元気にハッピーに暮らして欲しいと思い、時々ですが、温泉などに連れ出します。昨夜は小諸の中棚荘に。ここの温泉がすばらしいんです。そして、玉村豊男さんのワイナリーのレストランでの食事。子どものエネルギーは頂点に達していますし、一緒の週末では休みにもならない、と思っているのですが、それでも、すこしでも母の心が休まってくれたらよいのですが。敬老の日、でしたし。

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この記事へのコメント
はすかさん、私の捉え方はこうです。
好きなことを辞めたのではなく、好きなことが変わった(または一時的に好きなこと、プライオリティを変えた)という捉え方をしました。なので犠牲という言葉があまりしっくりこないと思いました。
うちの母も佐々木さんのお母様とおなじ状況で彼女も習い事を辞めましたが、それなりに人生を楽しんでいます。
私は海外に住んでいますが、日本の方は本当によく働きますし、働かされていると思います。このサイトを見ていると、たくさんの方が仕事に人生の価値を置きすぎなのでは思います。そういう状況ではなかなか社会を変えることも難しいですよね。日本の女性がもう少しゆったり出来る社会を作るためには何をすべきか考えたいと思います。はすかさん、貴重な意見を有難うございました。
Posted by haniosan at 2006年09月20日 12:50
haniosan、でもお母さんが、現に好きなことをできずにいる、自分の選択にせよ、辞めてしまったわけですよね。
自ら進み出て家事をやってくれる実母がいる人はばりばり仕事ができて、そうでない人は仕事が存分にできない社会っておかしくありません。
個人に委ねられた不当な努力だと思います。
Posted by はすか at 2006年09月20日 11:12
両親が子育て出来る社会が、本当の社会ではないでしょうか?そういった国に変えて行く努力を私達はしないといけないと思います。
Posted by 未来 at 2006年09月20日 10:06
はすかさんのコメントの「犠牲」という言葉に?です。
自分の人生・時間を誰かのために使うのは自分の決めたことですし、それを犠牲と言うのはネガティブな思考だと思います。自分を惨めに思って人生を暮らすより、これもまた人生と思って(受け止めて)暮らすのでは全くちがうと思います。
それに人の幸せは人それぞれです。自分の物差しで計る必要はないと私は思います。(あの人は不幸だとか自分は幸せだとか)。
Have a good day everyone!!
Posted by haniosan at 2006年09月20日 09:48
もう一人の「女性」の「犠牲」の上えに成り立つ生活とは一体なんだろう、と正直思いました。
Posted by はすか at 2006年09月20日 08:38
1年まえ組の、最新よりひとつ前のコラム(息子さんとの二人旅)も拝読しました。子どもを預けて働く母親は、何かしら罪悪感をもたざるを得ないところがありますが、まさに佐々木さんがなさっているように、自分にも子どもにも家族にもよりよいありかたを模索し続けるしかなく、そのありかたや背景も人それぞれ。この当たり前のことを、罪悪感をかきたて母親を更に疲弊させることを意見する人達にこそ思い至ってほしいです。
Posted by yono at 2006年09月20日 00:41
係長になった1年後に、仕事をやめました。
サポートしてくれる身内がそばにいない私は、働けば働くほど生活の質が落ちていく日々で、家族全員が、私の昇進に翻弄されてしまいました。K大学の先生のおっしゃったことを実感した1年でした。
身内でなくてもヒトに育児を助けてもらうなど、色々考えましたが、結局、子育ては、絶対的に愛情と時間を必要とする以上、自分がしないということは、他人の時間と体力と自由を奪うことに他ならない、と思い至りました。それが不幸であると言うわけではないですが、結局誰かが少なからずやりたいことを我慢して子供に向き合うことになるなら、産んだ私がやろう、それが一番自然で自分が納得する方向ではないか、と。そういうことが自然にできる世の中になったらいいのに、と切に思います。
Posted by りんだ at 2006年09月19日 23:40
協力と依存・・・、改めて考え直してしまいました。
父亡き後、母が家でも、職場でも、細やかにサポートしてくれています。父が残してくれた数々のこと、父と一緒に築いてきた母のサポートがあるから、毎日困ることもなく、やって来られているだけで、実は自分のこともろくに出来ていないのに、ついつい、行き詰ると、母に当たってしまう自分がいます。
私は、シングルのまま、36歳になってしまいました。
私も、佐々木社長を見習い、もっともっと母へ恩返しが出来るように・・・、もう、敬老の日は過ぎちゃったけれど、これから、毎日、少しずつ、変わって行けるように、改善策を考えよう!と思っています。
ありがとうございます。
Posted by kimirie at 2006年09月19日 23:01
 素敵な関係ですね!親子を超えた気遣いが感じられます。
 色々な状況の方のご意見を読んで一言。「佐々木さんは
自分の母がサポートしてくれるから羨ましいわ」では誰しも状況は違うのでキリがない・・・
 わがままだけの娘なら、実の母親でも娘を素直に助けられないでしょうし、佐々木さんの母親への(というより人としての)気遣いがあるからこそお母様もサポートしてくれているのだと思います。
 私は34歳独身、母は幼い頃に他界し、元々助けてもらう
という発想がありません。
 皆さん周りが助けてくれるのが当たり前だと考えすぎて
いませんか?助けてもらっている方(身内他人問わず)は
当たり前と思わず、きちんと感謝の気持ちを持ち続けてほしい。助けてもらえないという方は、自らの人との関わり方を今一度反省する点もあるのでは?
 
Posted by 清水 厚子 at 2006年09月19日 22:33
K大学の先生がいわれてように、家にサポートする人がいる方しか、活躍できないという社会がおかしいのではないかと思います。
長年子育てに頑張った老親は、まだ孫の世話までしなくてはいけないのでしょうか?
老人ホームで働く私は、介護など世話が必要になると、姥捨て山に捨てられるように、ホームに来る老人達みて、この方々の人生とは何だったのだろうと、考え込むのです。
Posted by 未来 at 2006年09月19日 16:08
初めて失礼します。 私は、32歳で、四人の子供がおり、主人は、夜中まで働く人です。 住宅ローンなどで、やりくりが大変で、そのうえ四人も小さい子供がいるので、日々時間の使い方を、佐々木様の手帳で管理しながら今では楽しめるようになりました。 子供のことを考えるなら、他人じゃなく、親にとありましたが、わがままではなくて、頼れない事情がある人も多くいると思います。 たまたま、協力してくれる親がいるかたは、幸せな事だと思います。 本当に困ってて、たよる所が他人しかなくても、私は無理をして家で問題が起こるよりは、いいと思います。 問題は、親にも頼れず、本当に困っている人が、世間の批判にさらされることなく、助けてもらえる制度が十分にあるかだと思います。 そんな事も、少子化につながってると思います。
Posted by にゃじら at 2006年09月19日 12:29
敬老の日ということですが、敬うということに最近疑問を感じています。それは、最近の若者は、老人どころか、年上の方、上司、先輩に対しても、敬う気持ちが薄れていると思います。自分の思い通りにいかないと、すぐ文句や、人をばかにしたりと自己中心的が増えた気がします。あのイチローでさえ、今年「先輩を敬え」ということを発言していました。
成長する人は、年上、上司、先輩を敬っていると思います。
もちろん、主張は大事ですが、言動には注意してもらいたいですね。
Posted by オードリーヘプバーン大好き主婦 at 2006年09月19日 12:26
我が家も母のサポートを受けています。と言っても昨年までは専業主婦だったので家の事すべてを私がしていました。けれど主人がサラリーマンを辞め司法書士事務所を開業。で私もこの年になって(45歳)主人と朝7時に出勤1時間満員電車に揺られる毎日。朝食の準備と5人分のお弁当を作りトイレ掃除が精一杯。洗濯、夕飯の支度は母がしてくれます。私は「仕事と育児の両立が大変」という話題の度に大家族に戻るべきだと思うのです。事情で無理な方もいらっしゃるでしょうが、若い方の中には、年寄りと暮らすのは窮屈でイヤという考えもあるのでは?自由は欲しい子育てもしたいけど、親と暮らすのはイヤ。子供の事を考えてみて下さい。朝から夜遅くまで他人に預けられるよりおばあちゃん、おじいちゃんと一緒のほうがいいでしょ。私は結婚しても仕事を続けたいと言っている娘のサポートしたいと思っています。
Posted by ままごん at 2006年09月19日 09:50
 そうでしたか。
やはり、お母様がサポートして下さってたのですね。

 佐々木さんの一日を拝見する機会が何回かあったのですが、モーレツサラリーマン並みなので、家事つきシッターさんを、雇っていらっしゃるのか、お母様が近くにいらっしゃるのか、?と思っておりました。

数年前に女性センターの講座で、K大学の教授が「女性で、1部上場の企業の係長(課長?)以上の役職についている人はほぼ独身、もしくは、子供がいる人は、実の母が同居か、それに近い形で、サポートしているのが、ほとんど。」と言っているのを思い出しました。

 やはり、佐々木さんのパワーを世に生かさないともったいないし、お母様も、大変ではあるけれども、「生きがい」を感じられる時がおありだと思います。

 それでは、又お邪魔します。
Posted by マライヒ at 2006年09月19日 06:13
遠慮せずに〜(というのは子供の口癖ですが)
というところですよね!
全力で働かれていたら 必ず誰かのサポートが必要ですよね。
自分はこの先どうするだろう?
親に素直に甘えられるのか 他人の手に委ねるか・・・
その時々に応じたサポートを得ることは
簡単ではないと思いますが。
家庭。という形を崩さず 働き続けることが
一番最初の条件なんですよね・・・
Posted by morozof at 2006年09月19日 00:40