給食がおいしい
今週月曜日から、1年生の給食がフルで始まりました。初日は……▼
わたしも配膳ボランティアで学校に行ってきました。男の子、女の子の親がひとりずつ順番で、お手伝いをしながら給食を試食し、学校生活の様子をみるのです。楽しかった! 学校の先生になりたかったんだなあ、なんて思い出しました。
とにかく美味しい給食ですが、トレイ、牛乳、ナイフ、フォーク、サラダ……と子どもたちが自分でひとつずつトレイに乗せていくのです。その際、黒板に張られたお皿の置き方の紙をよく見て、ナイフは右、フォークは左、ナプキンをとってからサラダは左、などとしっかり場所を覚えてお皿をのせるという指導をしていることに関心しました。
「食事は残さない」がルールですので、食べられない人は、手をつける前に手を上げて「お減らし」をします。ちょっとサラダを減らす子。牛乳を半分にする子。大切なことは、自分が食べる量を理解し、お皿に乗せたモノは、しっかりきれいに食べるということ。とにかく食を楽しみ、ルールを覚え、味を楽しみ……よい給食だと思いました。
食事は、ただ食べるだけではないですね。食器を楽しんだり、素材のことを考えたり、色を楽しんだり、感触を楽しんだり。そして、マナーを守って知人たちと会話を楽しむ。そんなふうに子どもたちが様々な食を楽しめるといいですね。
Posted by kaorisasaki1 at 22:02│
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ご多忙な中でのボランティア、頭が下がります。
小学校時代の給食、実は私には苦い思い出しか残っていません。「お減らし」というのは非常によいことだと私も思います。そうやって幼い子が幼いなりに自分の食べる量をコントロールする過程を通し結果的に体得するものは大きいでしょう。残念ながら私の学校ではそのような自律的な面は皆無で、一方的に配膳されたものを完全にたいらげるというルールがあり閉口しました。それこそ大人でもその日の気分によって食べたい量が変化するのが当然だと思うんですけれどね。
「お減らし」というのはいい工夫ですね。
好き嫌いなく何でも食べられる子になってほしいと思いますが、それを重視するばかりに食べることの楽しみを伝えられない「押し付け」の給食は子供にとっても望ましくないでしょう。
子供が「食」に出会って行く場面は、楽しい体験にしてあげたいと思っています。
給食は、懐かしいですね。
私も楽しかった思い出があります。
最近は、格差社会と言われます。
せめて、子供のうちは、みんなと同じ食事をして同じ授業を受け、皆平等という価値観を持って欲しいですね。