参考人として、お話してきました
初めて、参議院にお招きいただき参考人としてお話を……▼
させていただきました。女性の雇用について、法制度などへの意見・提案、そして、私が見てきている現状についてです。与野党の参議院議員約20名の方々と3名の参考人。3時間にわたり発言と質問がありました。
私は、いくつかお話しました。
・子供を育てるということが保育や育児だけに焦点が当たっているが、それが出来たら終わりではなく、小学校入学から(保育園卒業以降も)18歳までの子育ても、親にとって重要なのでそのための休業制度も必要であること
・男性と女性が同時に育児休業制度を使えるようにして欲しいこと
・女性が専業主婦でも、男性が育児休暇をとれるようにして欲しいこと
・ベビーシッターチケットが経営者でも使えるようにして欲しいこと
・出産一時金や手当てなどのキャッシュでなく、子供のいる家には、できれば、家事手伝いのサポート人員が月にたった3時間でも、6時間でもいいので家に無料で来てくれるサービスがよいのではないかということ(母のストレス解消及び家事の手伝いなど)
・労働基準法の改正と雇用契約の実現
・「女性にやさしい制度」の追求ではなく、「男性が子育てや地域活動に参加するための制度」をすすめて欲しいこと
などなど、、、きりがありませんが、お話しました。
佐々木さんの話に目からうろこ、と複数の議員から言っていただきましたが、ぜひ、近い将来、アクションにつながってくれるといいです。
Posted by kaorisasaki1 at 21:05│
Comments(7)│
TrackBack(0)
この記事へのトラックバックURL
”「女性にやさしい制度」の追求ではなく、「男性が子育てや地域活動に参加するための制度」をすすめて欲しい”
というのはとても納得です。
両親共働きの場合、2人が同じ会社であった場合でもやはりどちらかが子どものために休まなければならない、といった時には休むのは母親だったりしますよね。
結果、どんどん父親が子どもと過ごす時間は短くなり、距離ができてしまう。
私の周りでも、
急なトラブルのために休日出勤になり、子どもの運動会にいけなかった…
残業続きで久しぶりに早く帰宅したら子どもに泣かれた…
と泣いているパパがいます。
女性の権利主張にばかりならないよう、みんなにとってのベストバランスを探していければいいなと思っています。
女性にやさしい制度ばかりでなく、男性も子育てに参加しやすい環境を・・と本当に思います。
職場において男女ともに子育てをしやすい環境を保障してもらえたら、限られた時間の中でも集中して仕事が出来るし、仕事を続けながら子供を産む選択ももっとしやすくなると思います。
子育てをしていない方の発想ですね
読んでないけど ップ
いわゆる大手企業に勤めていますが,最近会社の方針が「No work, No pay」となり,これまでは産前産後休暇が認められていたのに,産前産後休業となり,育児休暇も,育児休業となりました,つまりは,出産や育児のために休んでも,給与は払いませんよ,です。
成果主義,経費削減,利益追求が進むにしたがい,どんどん女性が子供を生みにくい会社になっています。まだまだ大手でもそんな間違えだらけで進んでいるので,佐々木さんの活動はありがたい限りです。
私は男なのですが、
私の知人の女性が「女性が働きやすい社会」を真剣に考えて、取り組みを始めています。
私の会社は女性が全社員の1/3ぐらいですが、とても重要な立場で頑張っています。
代理祖父母制度の導入など国がいろいろ動いてくれると本当に嬉しいですが、一気に変わることは無いので、一つ一つ変えていくことで大きな結果を将来生めればいいですね。
私も日頃から同じような考えを持っています。おそらく佐々木さんと同じような考えの方がたくさんいらっしゃると思います。子育ては女性だけの仕事ではないこと、日々そう思っていますが、現実は違いますね。でも少しずつよい方向に向いていくと思います。
自画自賛