2006年02月20日

赤毛のアン

 英語で書かれた小説を訳すとき、その一つ一つの言葉の後ろにあるものを……▼
調べることで解ける暗号のようなものがあります。聖書の一文だったり、有名な子ども向けのお話の一説だったり。そんなものを読み解くのも、翻訳の面白さだったりして。
 大好きな松本侑子さんが、赤毛のアンを読み解かれたとき、私にはそんな感動がありました。一文一文の背景を、現地を訪ねたり、様々な本を読み探りながら、訳されたからです。「赤毛のアン」は有名ですが、全てを知りつくした松本侑子さんに読んでいただいたら、楽しいことは間違いないです。 
 イー・ウーマンで人気の、この講座は次回3月にあります。「赤毛のアン」の原書"ANNE OF GREEN GABLES"を松本侑子さんが一文ずつ読んで解説してくれるんです。その上、途中の休憩では、彼女が選んだティーとお菓子が振舞われ、ミニトークもある。出席者を指したりしないので、皆、リラックスして参加しているのも、いいのかもしれません(笑)。
 春の週末に、ちょっと英語に触れ、ちょっと教養を高め、ちょっと温かい気持ちになる。……どうですか? 参加してみてくださいね。

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