2005年01月20日

母子世帯3割増

 今日発表のニュースで、2003年時点の統計が発表されている。……▼
2004年は、更に増えただろうと想像する。気になるのは、平均収入が212万、という点。そして6割が、父親からの養育費を受け取ったことがないというデータ。
 平均ということは、当然年収が500万、1000万の母子世帯も含まれての計算。一律に援助をするのでなく、母も子も、しっかりと前向きな生活ができるように制度が整う必要があるだろう。気になる。
 一方経済的にも精神的にも自立をすることを、若い頃から各自が身につけていかなくては。

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「3つのふりかけ」という言葉を初めて聞いたのは、 ラジオだったろうか。私はラジオ
3つのふりかけ【こんにちは、つきのみどりです】at 2005年01月21日 12:28
この記事へのコメント
いつのまにか父が死んでからの時間が一緒に過ごした時間の倍以上になってしまいました。20年以上も前で今以上に周囲から特別扱いでした。女手一つで4人の子どもを育て上げた母には感謝の言葉もありません。その母のポリシーが「女は職を手につけなさい」ということでした。女性でも自分と家族(この場合はこども)が食べていけるだけの経済的自立をしておきなさいという意味でした。そして、「自分のことは自分で」と高校生から自炊の下宿、役場への手続きや銀行の手続きもろもろもすべてやるのがあたりまえと結構スパルタでしたが、いま役に立っています。「男は土方でもして食っていけ!」と言い放つ肝っ玉母さんです。
Posted by 宮子 at 2005年01月28日 15:49
確かに母子家庭、父子家庭が多くなってきました。我が家も母子家庭ではありますが、子供とのコミュニケーションを一番に考えています。決して両親がいて裕福な家庭の子供の心が満たされているかというとそうでもないこともあります。

私の子供に対する願いは、ただひとつ。心豊かな人間になってほしい。ただそれだけです。あとは、自分の手で生きる道を切り開いていく術を見つけだすことでしょう。

Posted by polestar at 2005年01月23日 12:22
言葉を間違えていました。パワーラブではなく「タフラブ」です。
Posted by なる at 2005年01月22日 10:30
この国で一馬力で子どもを育てていくことの困難さをぜひ経営者という地位にある人にはわかって欲しいと思います。
もっともこの元気がない日本経済の中では、東大を出ていてもリストラにあうご時世です。東大という日本で一番のエリートと言われる人たちでさえ職からあぶれてしまう現状の中で子どもを抱えたシングルの、ましてや専門職でない母親が生きていくことの過酷さを知って欲しいのです。離別・死別・非婚それぞれの個人の事情で子どもが色分けされてしまうこの国の状況は悲しいとしか言えません。私の自治体ではとうとう離別の子どもには手当は打ち切られました。死別の子どものみ手当の対象となりました。財政は約3億円削減になったそうです。未来ある子どもに関わることをコスト計算だけで決めて欲しくはありません。佐々木さんぜひ子ども達のためにもっともっとアクションを起してください。
Posted by おっとっと at 2005年01月21日 21:16
佐々木さんのおっしゃる通り高収入者により平均が引き上げられてこの結果とすれば気になりますね。こうゆう統計を出す時は人数の中央値の年収も表示した方が実態がわかりやすいかもしれません。
さて、私は母子家庭の子どもの立場で過ごしてきました。そこで周囲に対して思ったことは「特別扱いしなくて良い」ということです。直接手を掛けなくても見守っていくと言うパワーラブの精神があればあまり特別視することではないのです。子どもは社会で見れば良いのではないでしょうか?
私は子どもを育てるのに大人3人いるとの考えです。そうすると親一人に子ども○人は経済的、肉体的、精神的負担につながるのでその部分を補う方法があれば、親子とも過ごしやすくなるだろうなと思います。
養育費にしても支払わないのか支払えないのか。。。
Posted by なる at 2005年01月21日 16:05
現在の女性の就労や待遇についても問題は多いが、男性についても年々厳しくなってきていると思います。ですから、夫の精神的負担を考えると、やはり夫婦共働きはベターかなと思うこのごろです。というのは専業主婦だと自分の場合、どうしても家に3日と居られない性格なのです(笑)。
ただ、共働きで影響をもろに受けるのは、介護が必要な親であったり物理的・精神的自立が必要になる子どもだと思います。どんなに稼いでいても、親の存在の大きさは子どもには計り知れz8、実の子どもに介護してもらえる親はシアワセだといいます(私にはまだわかりませんが・・・。)
家族内でも社会全体でもwin-winでなければ、社会は良くはならないし、逆に幸せな家庭も築きにくいと思うのですが、どうでしょうか。
Posted by MIYA(あっちゃん) at 2005年01月21日 14:28
私は再再婚者なので母子家庭の身もそうでない身も生活も良く見えます。働かずに子供に愛情を持てない夫。世間体は大事にの酒乱の夫。そして家庭を愛し子供を愛しみ120%注いでくれる夫。天国と地獄ほどの生活の違いは共に生きる子供にも痛いほど感じています。地獄からの生還と言っても過言ではない現実があります。遠回りしても幸せになる事への希望は捨てずに生きる事が大切。明るく前向きに!どんなときもそうしてきましたし現在もそう生きてます。現実は母子には厳しい面ばかりが目に付きますが全ては自分次第だという事でもあるのです。母子家庭もそうでない家庭も母親次第で良くも悪くもなるし。生活が苦しくても裕福でも心ひとつです。決して今が幸せだから言っている訳ではありません。母子家庭暦はトータルで10年でしたが経済的には苦しくても苦しいなりに知恵が湧き返って今より裕福でした。制度ばかりが良くなっても何も解決にはならないと思うのです。
Posted by mikarin at 2005年01月21日 13:16
私の息子は全日〜定時制、その定時制も昨年末退学を決意し、今は音楽のプロになるべく仕事共頑張っています。中学〜色々と問題を起こし(小学高学年〜?)学校へ呼び出される事も度々でした、その時、とかく家庭環境(母子)の事を強く言われ(先生はもちろん、親の方も)目の前の息子を見ながら、とても悲しくなった事を覚えています。そんな中で、出会った3人(女性・小学・中学・定時)の先生はいつも子供の本質を見ようとし、私と話せる時間を作ってくれました。私には見えない側面を誉めてくれたり、まっすぐに子供を見てくれました。仕事優先で、学校での様子がわからない私には、とても励みと安心を与えてくれた人達です。子供が、昨年定時制の先生にした最後の挨拶は、とても素直で、つい先生共に涙がでてしまいました。。つきのみどりさんは子供だけではなくその親にも安心を与えていると思うので、その気持ちでずっといてほしいです。昨日の仕事の話とリンクしますが、たくさんの人の支えで今頑張っていられるという事を、本当に強く感じます。
Posted by usakyo at 2005年01月21日 10:59
職場(私立高校)の生徒にも、母子家庭の子がいます。
ちなみに私の親戚には、母親が病没したため、父子家庭もあります。父子家庭だと母子家庭ならもらえる手当てが出ず、
それでいて食事などの世話をしてくれる
人がいないため、お金ばかりかかって
結構大変そうです。

さて、母子家庭の男の子の中には、これくらいの年になると母親よりも体も大きいからか、家で頼られていて、甘えられず、私のような女性教員に甘えることが結構あります。そういう時に他の子から比べて特別扱いをするわけではなく、心の中で「目をかけ」てやるのは大事だと考えています。(昨日の私のブログでも少し書きました)

佐々木さんのコメントの「経済的にも精神的にも自立」、その通りですね。今の20歳くらいの女の子は、就職が大変なので楽をしたいから「専業主婦志向の子」と、「自立志向の子」にわかれるそうです。

でも、この経済状態で、しかも税制上の
特別控除もなくなるのに、専業主婦を
養える男性がどれくらいいるのでしょう?
私の周りの「有名企業」に勤めている
男性の友人たちは、みな共働きです。
こんな状況では「専業主婦志向」の
子は結婚は難しいのではないでしょうか。

専業主婦を否定するつもりはないのですが、経済状態や離婚へのハードルの低さを考えれば、現在はリスクが大きすぎます。こういった教育をしていかなければ
なりませんね。
Posted by つきのみどり at 2005年01月20日 17:57
今朝の日経新聞にも掲載されていました。全国の母子世帯数が2003年時点で過去最多の約122万5千世帯。前回調査(1998年)のときよりも、その数は28.8%増加という調査結果ですから、母子世帯数は、更に増加する傾向にあるのかな、と私も感じました。

今の私には、母子家庭になってしまう・・・なんて、いろんな意味で考えることができないのですが、未来のことはわかりませんよね。

なにげな〜く、今を一生懸命、笑顔で(?)、生きてる状態だったのですが、今日のかをりさんのブログを拝見させてもらって、「自立することの大切さ」を改めて考えさせられました。

Posted by あおいさかな at 2005年01月20日 12:50
そうですよね・・・。やっぱり若い頃からの経験や学びの積み重ねですよね。そしたら、人生の色々な選択肢が広がっていた事でしょう。結婚、離婚も含めて・・・。36歳にして経済的、精神的自立を目指します。昨日の書き込みに年齢なんて気にしない!なんて発言してしまった自分が恥ずかしくなってしまいました。でも、私にとっては、今からがその時期だ。と信じて、気持ちを前向きに切り替えてあきらめずにやります。
Posted by KOAUE at 2005年01月20日 09:56