2005年01月12日

スマトラ沖地震と津波:フォスタープラン

 毎日届く映像や報道で、涙を流したり、人間の強さを感じたりします。私は……▼
何ができるのか、と思います。新潟の地震の際の皆さんからの声とご意見は、先日やっとまとめてご報告させていただいたとおりですが、今回は、フォスタープランをご紹介します。
 フォスタープランは、私が1985〜6年から、18年くらい続けているもので、世界各地にスタッフがいて、その地域で一番必要なところにお金を使ってくれます。また毎月の支援の場合は、子供たちとの交流も重要視してくれます。今回のスマトラ沖地震・津波もプロジェクトが立ち上がり、寄附口座がサイトにでていたので、ご紹介します。
 タイの子供たちの人身売買も報道されますが、私も以前ニュースステーションで、タイで子供たちが誘拐されマレーシアで子供たちが売られていることを取材をしたことがあります。現地では、モノも足りないし、人でも足りないということだとお思います。せめて現地にいるフォスタープランの方々の支援になれば、と思っています。

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%での考え方【金持ち父さんより若くして豊かに引退する!】at 2005年01月17日 17:14
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手作りおもちゃ展*教育里親制度*フォスタープラン【ヘンかわおいしいお役立ち◎ARTLABOVAのブログ】at 2005年05月10日 00:21
この記事へのコメント
18年も続けられているとの事。感服しました。
私も10年前、心筋梗塞で倒れて煙草を止める決心をしたとき、
長続きをさせるため、このプランに参加し、10年続いています。
倒れる前年、タイへ旅行したとき、深夜の1時に花輪を路上で売っていた女の子や、信号待ちの車を磨いて1バーツをもらう男の子を見ましたので、チャイルドはタイの子供を選びました。
しかし、昨年私も定年を迎え、年金生活になり、月5000円も苦しくなりましたので、本年9月にタイへ旅行して、チャイルドに逢ってから今後を決め様と思っています。
Posted by 陸に上がった鯨 at 2005年07月02日 15:29
こんにちは。私は去年からダルニー奨学金でタイの子供を支援しています。http://www.minsai.org/ タイの中学校にいけない子供を一年一万円で援助できます。1万円って、日本だったら、あっという間に使ってしまうお金。でも、アジアの他の国では、有効に使ってもらえます。この額なら、気軽にできるのではないでしょうか?また書き損じはがきを集めての、援助もできます。世界や日本の災害に対する寄付ですが、今まで、私の中で寄付とは、最低3000円くらいはしなくては、できたら5000円・・と勝手に固定観念がありました。
でも、少し前から、何かあったら、郵便局にいって、とりあえず1000円気軽にする、としてからとても気が軽くなりました。テレビや、新聞の口座番号を控えていかなくても郵便局にいって、「**の災害へ、赤十字に送りたいのですが」といえば、すぐ教えてくださるか、郵便局の方が書いてくれます。今となってはなぜ、ああいう固定観念があったのか、と思うくらい。できることを少しずつ、が一番ですよね。
Posted by sachiko at 2005年01月13日 21:39
Seikoさん、私はフォスタープランで翻訳ボランティアをしていたことがあります。
日本の支援者の方が日本語で書いたお手紙を英訳したり(それを現地スタッフが現地の言葉にトランスレートして子どもたちに伝えてくれる)、海外から来たお手紙(これも、子どもたちの手紙を現地スタッフが英語に訳してくれます)を日本語にしたり、という作業です。

国際協力の現場では、やはりローカルスタッフとインターナショナルスタッフの共通言語は英語なのですね。

かくいう私も一時期はフォスターペアレントとして登録していましたが、3年ほど続けた後、チャイルドが18歳(たしかこの年令がリミット)になって卒業?して、同時に私もフォスタープランへの参加を終了したのでした。

佐々木さんへのご質問に横入りしてしまってごめんなさい。

スマトラ沖地震では、私は被災した各国に、少しずつご協力したいと思っています。日本からもいくつかの団体がいち早く現地入りしていますので、それぞれの国で緊急支援を始めた各団体に託します。

Posted by mac at 2005年01月13日 20:18
かをりさん、
私はドイツで ”World Vision”と言う機関を通しての途上国援助を始めました。かをりさんのいうフォスタープランと同様のものだと思います。
今までは UNISEF に定期的に寄付していましが、
”WV"は、特定の子供の援助者となることにより、より身近な課題としてとらえられる点が援助者にとって大きなプラス。月額30ユーロは誰だって払えない金額じゃありません。
高度文明社会しか知らない8歳の私の娘(親だってそうですが)に世界を見て欲しい、助け合うことを考えて欲しい、と思っています。
私たち家族が担当しているのは ガーナの4才の女の子。 数年後には手紙のやりとりもできるでしょう。 楽しみです。
Posted by Border Collie at 2005年01月13日 18:35
佐々木さん
私の目標の一つにフォスターペアレントになること(05年12月)があります。
できる限り長く続けたいと思っています。
佐々木さんが18年もフォスターペアレントをされていると伺い感激しました。
目標でありながら、それに至るステップを考えられていないので、こんな質問をしてしまうのですが、子供との文通には英語でしょうか?
日本語で書いて現地スタッフに訳して頂くなんてことは、できないですよね。
Posted by Seiko at 2005年01月13日 16:20
はい、毎月5000円(今は3000円コースがあると思います)を寄付して、子供と文通しています。今3人目です。
 私がフォスタープランを気に入っているのは、寄付しているお金の80%を支援に、20%が事務経費など、使い方の報告が明確なこと。それから必ず現地に担当者がいて、子供たちに毎月会い、交流を持ちながら一番大切なその地域のプロジェクトにお金を使ってくれること。つまり現金がその子供に行くのではない、という点。そして子供との文通。モノを送ったりするなどは禁止されていて、あくまでその子供が現地で自立するための支援として、交流ができること。その子供が18歳などで自立をした場合や、その子の地域が自立できるだけの成長を遂げると「卒業」となり、支援が終了することなどなどです。
 18年サポートしてきて、フィリピン、ケニア、バングラディシュなど、子供の成長に応じて次々とサポートさせてもらっていますが、今まで一度も嫌な体験もなく、とても気持ちよくサポートしています。
 子供の写真がきて、成長ぶりも現地スタッフが毎年詳細レポートを送ってくれるので、とても嬉しいです。
 私は、「海外に知り合いを持つ」って、とても大切だと思っています。その国のニュースが近く思えるし、その国とは戦いをしたいと思わないでしょう。
 お金を送るだけでなく、事務局を通して、人とのかかわりができるのは意味が深いと思っています。
Posted by 佐々木かをり at 2005年01月13日 04:53
18年のフォスターペアレントは凄いと思います。特定の経済支援をする子供と文通などしていらっしゃるのですか?わが子の成長を見るようで、楽しみですね。私もフォスターペアレントを支援しようかと思っていたのですが、やらずじまい。子供が大きくなったのでこういう子供をアドプトしようかとも考えています。でも子犬を飼うわけではないので、今色々と思い悩んでいます。
Posted by 高橋美都子 at 2005年01月12日 21:01